その日もそうだった。
「なぜコロナウィルスの検査をすぐにもっと多くの人が受けられないんですか?」と、
確かに今、国民の誰もが思ってることだ。
それに対する総理の答えは、あの調子でのらりくらりとしたものだった。
でも批判するのは簡単だ、もし立場が逆だったら同じような答え方をすると思う。
アベノマスクの配布は失敗だったと認めて、中止したらどうですかと言って(いたような)気もする。
相変わらずだなーと聞いていたら
「Go Toキャンペーン」に1.7兆円って何ですかこれ!?と質問した。
Go Toキャンペーン??ずいぶんとカジュアルなネーミングだ、何なんだろう?と思わずテレビ画面を見た。
(引用元:https://renho.jp/renho_2019/wp-content/uploads/2020/04/a1d2022fa7a274de30933af5e6480be1.pdfより) |
答弁によると「Go Toキャンペーン」とは、収束後の外食や旅行の支援らしい。
今それが必要なのか?と彼女が怒っていたが、まったくその通りだと思った。
家が燃えて、鎮火できるかわからないのに、じゃあ次はどんな家建てて、間取りはどうしようか。。。。と言っているようなものだ。
火はいずれは消火できるけど、コロナウイルスの存在は消えないよ!
まだ緊急事態宣言中で、あとどれほど続くかもわからない。感染者が減りつつあるとしてもそれは、自粛という努力をしてるからであって、油断したらぶり返すよ。
コロナウイルスは今回で終わりじゃなくて、2回目、3回目と繰り返し、回を追うごとに菌も強くなると言われている。
緊急事態宣言が解除になり、日常が戻り、次のコロナの流行までに備えるべきなんじゃないの?
ウイルス検査もそうだし、たらい回しにせず、相談や受診、治療が適切に出来るよう仕組みを作るのもそうだし、
入国時のチェックはどうするのか、クルーズ船でまた発生したらどうするのか、マスクや消毒液不足の解消とか、、、、
もう、素人でもあれこれ想像して焦ってくるよ。
来年はオリンピック、そこでまたコロナが発生したらどうするの?隔離できる施設を使ってない学校とかを転用して用意するとか、考えないの?
そいういろんな備えをしてからの「Go Toキャンペーン」じゃないの?
◇
他の議員が総理がしてるアベノマスクを「(呼吸が)苦しそうですね」と言ったら「そんなことはありません、マスクを貶めるようなことは言わないで下さい」って反論してたけど、
総理は国会が終わった直後、すぐにマスクを外しちゃって(別にいいんだけど)、茶番だなあ、と思った。
ガーゼが何枚か重なったのを口にあてて苦しくないはずがないじゃん。
少し息苦しいですけど、飛沫感染を予防するにはマスクは必要ですから、と言えばいいのに。
やり取りを見ていると情けなくなる。