お祭りといえば懐かしいのはお好み焼き
🔹お好み焼き
ウチの田舎では「お好み焼き」と呼んでいるが、「どんどん焼き」と呼ばれていることが多い。
一般的な丸いお好み焼きと違って、割り箸に巻いてあるのが特長。
見た目こそ私が子供の頃に食べていたお好み焼きと変わらないように見えるけど、もうかなり違ってきている。
もともとは水で溶いた超シャバシャバな小麦粉を薄〜く焼いて、これまた極薄のギョニソ1枚と切手くらいの海苔を1枚、アオサをちょっと振って割り箸に巻きつけ形を整え、最後にウスターソースをハケで塗って完成!というチープだけど、それなりに素朴な味わいのある食べ物で
お祭りといえば真っ先に思い浮かぶのがこの「お好み焼き」だったのよ。
でも今のお好み焼きは別物だね。
ぱっと見、美味しそう見えるけど、量が当時の3倍くらいあって超ヘヴィーなのよ
で、
関西のお好み焼きのように粉に山芋とか出汁とか入ってなくて、フワフワ感はないし、粉だけだから旨味も味もない。キャベツとか具も入ってないしね。
「ザ・粉」それを中濃ソースの甘辛味だけで食べる感じ。
量が昔の3倍だからさ、もっさりと重く冷めたらまずくて食べられない。
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今のは量が3倍だからさ、それだけガツンとくるよ(苦笑)
そのお好み焼きが1本300円、私が最初に食べた時は20円だった。
値段が上がっていくのはしかたないけど、お好み焼きそのものは進化じゃなく退化だな。
自慢できないなー。