◆午前中は健康診断へ、ここでも杖の威力発揮
足の痛みがいつ改善されるのがわからないので、先延ばしにしても仕方がないと思って
昨日健康診断へ行ってきた。
移動距離もあり、雨だったし足にはかなり辛かった。
健康診断の場では杖はつくまいと思ったけど、万一転んだりしても迷惑がかかるし、検査着に着替え杖をついて回ったら
大変な気遣いを受け、電車の座席同様、杖の威力はすごかった。
採血する時にすごくクールな看護師がいて、普通はどっちの腕にするか迷うよね?「どっちの腕にします?」とも聞かれるし、私は血管が細く、たいてい採血する看護師さんは迷うので「どっちの方が見えやすいですかね?」と両腕を差し出すんだけど、
そのクールな看護師は、自信家で「どちらでもどうぞ」のひとことしか言わず、同僚とも「あの看護師さん感じ悪いよね」という評判だったのが、
尿検査でコップを持ってトイレへ行ったら、杖は持ってるし、狭いしでモタモタしていたら、心配したのかそのクールな看護師がにこやかな笑顔で迎えに来たのよ。
しかも私の検尿コップを手で受け取って。(通常は自分で運ぶ)ぶちまけられたら困ると思ったのかもしれないけど。
どの検査でも上げ然据え膳みたいな対応を受けた(苦笑)
唯一バリュウムを飲んでの胃の検査は、容赦なく寝台の上で指示通りに回転したり、微妙な位置で停止したりと動かされたけど。
◆膝のMRIの結果を聞く
健康診断の移動で足が疲れ、躊躇したけどこのタイミングしかないので気力を振り絞って病院へ行ってきた。
膝のMRIの結果、膝の痛みの原因は
「半月板のじん帯損傷」だった。
医師から「手術するほどではない」と言われてほっとしたものの、その「損傷」とは何かというと、「劣化したゴム」のような状態になってるらしい。
劣化したゴムか、、、、ゴムが伸びきって、もう伸縮性のあるゴムの役目を果たせない、ダルダルのゴムが頭に浮かんだ。
そして医師が「経年劣化した」と表現を追加した。
経年劣化か、、、劣化しつつあったのに、耐えきれなくなったのは経年だから、つまりは元には戻らないってことなんだろう。
たぶん医師にとっては足の痛みは「腰」と予測していたから(それは正しかった)ちょっと意外だったかもしれない。
◆その場で膝にヒアルロン酸注射を打たれる
「半月板のじん帯損傷」で手術でない場合は保存療法、つまり運動療法となる。腰もそうだけど、筋肉をつけて再発しないようにするしかないみたいだ。
とにかく、まずはこの膝の痛みをどうにかして欲しいのだが、医師が「ヒアルロン酸注射をしてみますか?」と聞いてきた。
以前激痛でステロイド注射をした時、「変形性膝関節症」の治療、緩和としてそういう注射があるのは知っていた。
「痛みが治まりますか?」と聞くと「和らぎます」と言うので、弱いなと思いながらも帰省するし、多少なりとみ痛みがとれるならすがるしかないじゃん。
打つことにしたよ。
そしたら、私は椅子に腰掛けたまま、医師は私の足元にしゃがんだままの態勢で、その太腿に足を乗せその場で打つことになった。
え~~~、診察台に寝てじゃなく、この態勢で?子供に靴を履かせるような気軽なこの姿勢でやるの???
と驚いているうちに、膝に消毒がされ、注射針が打ち込まれあっという間に終わった。
今日は採血とで注射2回だったよ。
◆けれども痛み止めもヒアルロン酸注射も効かない
膝の痛みの原因もわかり、ヒアルロン酸注射をしてもらい、痛み止めも大量にもらってちゃんと飲んでるけど、ほとんど変わりない。
私の体質なんだろうか?
「半月板じん帯損傷」は、サポーター等で固定して治りを待つしかないみたいだ。
3、4年前にそうなった時は、まだゴムもそこまで劣化してなくて自然に元に戻ったのかもしれない、でもそれも「経年劣化」でちょっとしたことで傷となり痛みとなってるのが現状なのだと思う。
原因がわかって良かったけど、「腰」にしても「膝」にしても治るということはなく、今後は日々メンテナンスが必要ってことだ。