長く担当してもらってる美容師さんは安心感がある。凝った髪型じゃなくても、ヘアスタイルというのは額縁のようなものでそれがきちんとしていると、着ている物はどうであれちゃんとした印象になると思ってるから。
そんな安心感を捨ててなぜ千円カットに替えたのか、、、悪い予感通り髪型がまとまらず四苦八苦してるではないか。
替えた理由はいくつかある。
費用を抑えたかったのもひとつ、自分の時間の都合でさくっと行きたかったのもひとつ、他にも理由があって詳しくは書けないけど、これまでは客として髪をカットしてもらう、気心の知れた美容師さんがそこにいてくれる限り続いていくものだと思っていた。
でも違うんだよね。
美容師さんが突然他の店に移った時、なぜなんだろう?と気になった。
ストレートには聞けなかったけど、会話の端々から察したのは、雇用主からの指示に従えなかったんだと思う。
先日行った美容室ほどではないにしても一般的に美容師さんの年齢は若い。複数店舗、チェーン店、系列店があるようなところは特に。で、考えてみるとそこではオジさんというか50代と思われるような人を見たことは無い。
美容師さんは技術職だ。私のように雇われて会社がなくなれば職を失うのとは違うと思っていたが、手に職があるとは言っても年齢が大きく左右するのかもしれない。
ある程度の年齢になったら独立して自分の店を持つか、そうでなければ辞めざるを得ないのかもしれない。
辞めないまでも、提示された条件ではプライドが許さなかったのかなぁ。。。と。
会社でも年齢が上がればそれなりに責任なり成果が課されるじゃん、
それと同じで移った後、結果を求められたのに出せなかったのか、また店を変わったんだよね。
変わった後も何度か行ったんだけど、言動に焦りが見えてイヤになってしまった(理由は他にもあるが)
美容師さんの職場環境って厳しいんだね。
ある程度の年齢で独立しなければもう道は閉ざされたに等しくて、お店を任されたとしても結果を出さなければこれも厳しい。雇用されて一美容師として定年まで現場に立ち続けるって不可能に近いのかもしれない。
ヘアスタイルはファッションの一部だから、どうしたってそこは華やかさ、流行を追わざるを得ない。それにはやっぱり若い感性、若い美容師さんじゃないとダメなのかな?