やっとカウンター席が空いた(カウンター席しかない)、紙コップに入った飲み物と時間潰し用のiPadminiを渡された。約15分後、私を担当する美容師さんの手がまだ空かないため先にシャンプーとなった。
首の角度が緩い、負担のかからないなかなか良い感じのシャンプー台だった。店内の飾りつけなんてどうでも良い、こういう設備がちゃんとしてるのは重要。
担当してくれた女の子はこれまた素直で良い子で、しかし気を遣ってずっとしゃべりかけてくれるのがものすごく疲れた。
これまでは馴染みの美容師さんだったから間があってもどうってことなかったし、千円カットに変えてからは無言で済んでいたから、こういう初対面の自己紹介みたいな会話を年若い子とするのは正直に言うと苦痛だったな。
シャンプー後もまだ美容師さんの手が空かず、メンバー登録のような用紙記入をお願いされた。
で、辺りを見回すとそんなに若いお客さんはいないが、私のようなオバもそんなにはいない。なんか話とちがうな。。。。そんな観察をしているとやっと美容師さんが目の前に立った。
スタイリストの〇〇です。よろしくお願いします、と、
そうか美容師さんじゃなくスタイリストって言うんだ。つまり髪をカットできる一人前の美容師さんってことか。彼女も含め、その場のスタイリストが皆若い、おそらく全員が20代だろう。
誰か上の人がいて全体をまとめてる空気は感じない、上下関係は無いわけではないだろうが、高校生だけの教室にオバがぽつんといるような浮いた感じ。
まあ、髪さえ切ってもらえれば良いのだから。。。
担当のスタイリストはこれまた穏やかで良い子だった。ただ、カットが終わった時に、次の予約も入れてもらえると同じ料金で出来ますと営業をかけられた。
そういうお誘いの約束がなければ定価で5,400円のカットが2,160円になるわけないもんね。
先の予定なんてわからないからと断ることも出来たが、とりあえず一ヶ月先に入れた。彼女もまさかオバが入れるとは予想外だったと思う(笑)
次に行ったときまた彼女が担当してくれるかどうかはわからない、そうだった場合は次から指名して下さいみたいになるのかもね、それはその時に考えるとしよう。
肝心のカットはね、悪くはなかった、丁寧だった。
こういうまとまりにくい髪質だと、それを逆手にとって、全体のボリュームを落として動きをつけてまとめようとするのと、ある程度髪の毛を伸ばした状態にしてそれで抑えてまとめようとするやり方があるように思う、
美容師さんが男性の場合は前者、女性の場合は後者な気がする、私のカット歴の99%は男性美容師だったからこんな感じにカットされたのは超久しぶりだった。
まとまってくれればどっちでもいいんだけどね。前髪も切ってもらったんだけど、まったく髪の毛が顔に落ちなくて、最後に刷毛で落とす必要もなくこれは良かった。
カットして数日たった今、どんな感じかっていうと期待したほどまとまってはいない(苦笑)
あと一回行ってどうなるかだね。