しゃべっても、えっ?何っ?と全て聞き返されるので職場での通話はもう無理だ。なので帰宅後、再度電話をかけて自分の部屋で声を張り上げて思いっきりしゃべるのだが、もしかしてお隣の部屋にも聞こえてるんじゃないだろうか?迷惑をかけてるんじゃないだろうか?と心配になる。
それほど声を張り上げないと聞こえなくなってきているのが現状。
本人はそんなに気にしていないのが幸いなんだけど、しゃべるこっちはものすごく疲れる。以前イトコにその話をした時、彼女のお母さんも(認知症に加え)相当耳が遠くなり、ヘトヘトになると言っていた。
普段の声より意識して倍以上の音量で会話するのはほんと疲れるよ、それが何気ない会話のやりとりで、食べる、食べないとか行く、行かないとかの簡単な話が通じない、たまによその耳の遠いお年寄りに大声で話しかけるのと違って、一緒に生活してるわけだから、もう「疲弊」するという表現がピッタリだ。
歳をとれば体のどこかにガタがくるのは当然で、75歳以上の7割以上は耳が遠くなるらしいよ、加齢性難聴って言うらしいけど。
で、
親戚の叔父さんも耳が遠くなって、家族が補聴器をつけることを勧めたら頑なに拒否。で、周囲にも、歳で耳が遠くなっちゃってさ、もっと大声で話してくんない?ともぶっちゃけられず、会話していても聞こえないからぼんやりとしてるんだって。
そのうち、家族が何かを話してると、オレの悪口を言ってる、って怒るようになってきた。
穏やかで人から好かれて、友達の多い叔父さんがそんなこと言うなんで信じられなかったけど、「聞こえない」ってことは何を言われてるかわからないから誤解を生むわけで、聞こえないからもう一度言って、と相手に言うか、やっぱり補聴器をつけるべきなんだと思う。
耳は50歳過ぎる頃から聞こえにくくなるらしく、難聴予防には、糖尿病や動脈硬化とか、飲酒、喫煙をしないとか注意があるみたいだけど、ウチの父は糖尿病だけど地獄耳だよ(笑)
どんなかすかな音もキャッチするから、母と二人で悪口も言えない。やっぱり個人差があるんだろうね、持って生まれたものというか。
様子を見て、母にも補聴器を勧めようかな。