また緊急事態宣言が延長されてしまった、、、、プールに行けないから体重増加の一途。
以前先輩にどうしたら体がブレずに泳げるか聞いた時に、
焼き鳥の竹串が自分のお尻から、頭に突き抜けているイメージで泳いでると言ってた。
焼き鳥の竹串って・・・・
つまり胴体をまっすぐ保てるように、串が体を突き抜けるイメージで泳ぎなさいと教わったらしい。
言ってるイメージはわかる、でも私はもっと具体的な言葉で「コツ」を聞きたかった。
先輩の泳ぎがはどこか和風だ。
クロールも軽々と泳ぐが、動きが腕8:足2、いや、腕9:足1くらいの割合で、一般的なクロールとは違う。
というのも日本泳法を長くやっていたから、水をかく腕の力とバランスだけで泳いでる感じがする、足は舵程度というか。
日本泳法はきっちり「型」をマスターしないと泳げない。それとなく真似るだけでは美しくないし、進まない。
逆に言うと、「型」をマスターすればひとかきで矢のようにビューンと進むし、美しい。
日本泳法も近代泳法も速く効率的に泳ぐにはブレない胴体、「体幹」が必要。
スポーツは何でも「体幹」が肝心だよね、速く走るにしても、ボールを蹴るにしてもグラグラしない上半身がないと出来ない。
そのブレない胴体にどうやったらなれるのかが、ほんと難しい。
先輩も大人になってから水泳を始めたけど、
「型」を厳しく教え込まれたから、自然と体幹が身についたんだと思う。
だから焼き鳥の串以外での表現を聞くことが出来なかった。
意識せずとも出来てるってことだ。
先生たちは「〇〇のように」と表現することが多い。
例えばクロールの時に柔らかく腕を回すには「天使の羽のように」とか
ドS先生のたった一度で心が折れたグループレッスンでは、平泳ぎでかいた両手を前に伸ばして進む時、
指の1m先くらいに直径10cmくらいの穴があってそこを素早くすり抜けるつもりで泳ぎなさいと言われたっけ。
伝えたいイメージはわかるよ、でもね、それもやっぱりブレない胴体があってこそなんだよ。