今年初めてやってみた「ふるさと納税」、寄付先の最後の返礼品が届いた。
和歌山県のみかん
今あちこちから届いた返礼品のお陰で私の食生活は非常に充実している(笑)
「ふるさと納税」なんて面倒くさそう、との思い込みで調べもせずやってこなかったけど、実際やってみると簡単だしやっぱりお得なのかもなあと思っている。
(乗せられているだけなのかもしれないが)
◇
最近頻繁に「iDeCo」や「NISA」のことを耳にする。
どちらもなんとなくは知っている、でも詳しくは知らない。これも思い込み、決めつけで別にいいや、と調べもせずにきた。
たぶん老後二千万円発言の辺りから「iDeCo」や「NISA」をよく聞くようになったような気がする。
老後は年金だけでは暮らせない、かといって給料も上がらないし、少子高齢化で厚生年金保険料を払う人の数は増えず、負担は大きくなるばかり。
だから高齢者には年金受給繰り下げ、もしくは働けるまで働いてもらい、パートやアルバイトの人にも厚生年金保険に加入するようにして年金の原資を減らさず、iDeCoやNISAで年金以外の老後資金を個々に貯めてもらおう、というのが国の作戦なんだと思う。
なんだか自転車を必死にこいで自家発電して、にもかかわらず労力に見合う電力も供給されず疲弊するような絵が浮かばないでもない。
だけど定期預金だって利息はほとんどつかないし、かと言ってよくわからないものに手を出してお金を失うことは誰だって嫌だ。
でもこれだけ「iDeCo」や「NISA」を勧めるんだからそれなりのメリットはあるんだろうと調べてみた。
「iDeCo」も「NISA」もどちらも投資信託で、「iDeCo」は毎月60歳になるまで積み立てて作る自分の個人年金だ。
ただし、端的に言うと100万円積み立ててもそれが保証されるわけではなく、マイナスにもなることもあるかもしれない。
利息はつかないけど元本保証をとるか、ちょっとのリスクはあっても増やせる方を選ぶか、、、だ。
「iDeCo」は勤務先に企業年金があるかないかで掛け金の額が異なり、無い場合は毎月23,000円を積み立てることが出来る。
私の職場には企業年金が無いので年間23,000×12=276,000円積立ができ、しかも年末調整で全額控除になる。これすごい!
私はおひとり様なので48万円の基礎控除とわずかに生命保険料控除があるだけだ。
その生命保険料だって例えば年間10万円掛けても、最高5万円までしか控除にならない。
たとえ生命保険や介護保険、個人年金をそれぞれ10万円以上かけていても、控除になるのは合計で最高12万円までだ。
なのに「iDeCo」は掛金全額控除、しかも積立額は増える(かもしれない)という一粒で二度美味しいみたいなメリット。
「NISA」は投資期間中の売却益は非課税というメリットがある。
なんだかお得なんじゃないかと心が動いてきた(笑)
でも、デメリットもある。
「iDeCo」は60歳までは引き出せないし、口座開設や管理手数料等かかるので収入や掛金の額によっては得にはならない場合もあるらしい。
「NISA」も投資だから世の中の動きによっては(リーマンショックとかコロナとか)大きな変動でマイナスになるかもしれない。
とにかくよく調べて、デメリットも理解した上で判断しないと。
もう私の職場では年末調整は終わってしまったので、来年からやってみたいという気持ちになりつつある。