ヘタレな私だけれど

2022/04/25

日常

t f B! P L

「変形性股関節症」と診断されたわけではないんです

今さらだけどそう診断されたわけではない。


ひどい筋肉痛と思い込んでいた足の痛みが全然良くならず、あのクリニックに飛び込んで受診、医師は「坐骨神経痛?・・・・」と呟いただけで診断には至っていない。


レントゲンで骨には異常はなかった。


その前に診察台で股関節やお尻やら足の動きのチェックを受けたものの何ともなくて、診断がつかずそう呟いて、痛み止めをもらって経過観察中というのが現状。


一応医師は整形外科が専門だし、私が口の横に出来たピリピリする湿疹を見てもらった時、医学書を取り出して私に見せながら「帯状疱疹だと思う」と言ったくらいの人だから適当なことは言わないはず。


だけれどもこの足の痛みの症状をネットで検索すると「変形性股関節症」の症状がピッタリなのよ。

特に立ち上がり時の痛みとか、足の腿の後ろの痛さとか、しゃがんだりかがんだりが痛くてできないとか、、、、ただ自分でも股関節の動きをチェックすると(仰向けに寝て足を立てて膝を左右に開くと均等じゃないとか他にもいろいろ)何ともなくて、そこが違うだけ。


ネットで調べても治療法は手術しか出てこない

店主に足のことを話した時

「でもさ、手術とかそういうことは別にして、何なのか、どういう状態なのかは大きな病院に行って調べてもらったほうが良いんじゃないの」と言われた。

「私も人にはそう言うと思う」

「何で行かないの?」

「怖いから」

店主絶句(苦笑)

ここで「でも行くべきだよ」などと言わないところが客との距離の取り方が上手いところだ。


そういう店主も持病があり大学病院で散々検査をして言われたのは「わかりません」だったと言う。

生死にかかわる症状ではないにしても日常の動作が辛いから何とかしたくて検査を受けたのにそういう結果の時もあるわけで、全てがハッキリするとか、全てが正しいということも無いと思う。


私は自分のこの足の痛みのことをネットで検索すればするほど、悪いことしか出てこなくて、手術しかあり得ないという流れしかないのが怖くて、詳しい検査を受ける気になれなかった(今もだけど)


理学療法士 佐藤正裕氏のブログにたどりついて

足が痛くなって3ヶ月近く経とうとしているのに、ほとんどと言っていいほど良くならず、さらに二次災害のような肩や腕の痛みで熟睡できず、動かしずらくなり毎日が不安だった。

もうこのままで元には戻れないんだろうか?

大きな病院に行って検査しないとダメなんだろうか?

それでも行きたくはない小心者の私。

そんな時に理学療法士 佐藤正裕氏のブログにたどりつき、読んで胸がスッとした。

いくらネットで検索しても手術の流れしかなく、保存療法についての情報が見つからないのは日本独自の治療法がそうだからとわかったからだ。


「変形性股関節症」の8~9割は運動療法で改善する。


ならばなぜその治療法をとらないのか、、、それはたぶん、運動療法となると施術する技術、人が必要になる。

症状を改善させるには時間もかかるだろうし、3割負担の健康保険でどうこうするのは難しいからだろう。


手術ありきでその後のリハビリとしての指導は有りでも、運動療法ありきでの治療となると今の日本の医療体制で病院やクリニックで受けることは不可能なんだろうと思った。


治療法の違いだけなら、あの両足を手術しても元通りにならなかったと嘆いていたおば様も、もしかしたら切らずに改善する方法があるのかもしれない。


3割負担で病院で治療が受けられるのはありがたい。母のICDにしても健康保険や国の補助制度がなければ治療出来なかったし、とても払える額ではなかった。


そのありがたい健康保険も時には壁になりうることをブログを読んで思った。


相変わらず足は痛い。

でも佐藤氏のブログを読んでからは何とかなると思えるようになった。ヘタレだけど選ぶのも決めるのも自分、たぶん元に戻れると信じている。


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