◆膝の痛みが増している、もっと早く検査すれば良かった
膝が痛い、、、痛めてから一ヶ月経ってるから治っても良さそうなのに全然良くならない。
それどころか、痛みが鋭くなって足が止まってしまう時がある。
杖は右手に持ってるから、買い物をすれば必然的に左手で持つことになるけど、その重さが牛乳1Lでも膝に圧がかかる。
先週土曜日は午前中病院へ行き、午後にはMRIを取りに行った。で、ホッとしたこともあり、ついでに期日前投票も済ませ、帰りにはスーパーでショッピングカートを買い、キャベツをひと玉と無料の水3.8Lをそれに入れて帰宅した。
いつもより歩いたので用心してその日も午後9時頃にはマットレスに転がって大人しく安静にした。
翌日日曜日にもう一度スーパーへ行って買い物する予定だったが、夕方になっても足が痛くて無理だと悟ったので、すぐ近くのドラッグストアで玉子ひとパックとアイスを買った。
わずかな距離でも杖をついても足は痛かった。
膝の痛みは時間が経過しても良くはなりそうにない気がする。横断歩道を渡るとき力んだとは言っても、普通なら何ともない程度で、そう考えるとそもそもの足の痛みの原発は膝だったのか?
以前「変形性膝関節症」と診断された時からずっとくすぶっていたのかもしれない。
もっと早くに詳しく調べれば今頃はもしかしたら良くなっていたかもしれない。でもビビリで出来なかった。バカだったなあと思う。でも検査を受けるまでの回り道は私に必要だったのだと思うしかない。
早くこの痛みから解放されたい!でも検査の結果を知るのも怖いなあ。。。
◆病院で見かけた夫婦、足の悪い妻、その夫の言動を見て思った
土曜日に朝イチで病院へ行き、開始時間前だったので入り口前で5、6名ほどが椅子に座って待っていた。私もそれを見習って椅子の端に腰掛けると、70歳前後の夫婦の夫のほうが「お姉さん、番号札取って待つんですよ」と親切に教えてくれた。
その番号札までのほんの2mほどの距離を杖をついて取りにいくと、その夫が「ほら、あのお姉さんくらい歩けるようになるといいんだよな」と妻に話しかけた。
開始時間になり受付へと進み、妻の順番になると健康保険証の提出を求められ横に立っていた夫が「どこに入れたか俺はわからないよ」と手提げ袋を妻に押しつけた。
診察の順番を待って椅子に座っている間も夫はずっとネチネチと妻に小言を言っていた。
私はそれを見て「辛いよね、あなたは何も悪くない」と妻を庇ってあげたい気持ちでいっぱいになった。
どのような経緯で妻が足を悪くしたのはわからないが、杖をつき小刻みにしか歩けない。日常生活も不便だろうし、おそらく家事はほとんど出来ないだろう。その全てが夫の負担になっているのかもしれない。たぶん長い間。
でもなりたくてそうなったわけではないし、歩けない辛さ、痛みがあればそれで何もできない辛さは経験しないとわからない。
ましてそれがどれだけ長く続くのかわからないければ絶望的な気持ちになるだけでなく、夫から年中小言を言われたら、私だったら耐えられないだろう。
夫も最初はきっと妻の回復を願って一生懸命面倒を見ていたのかもしれない。でもそれが長くなると、相手を支える気持ちを持ち続けるのが難しくなるよね、人間だからさ。それも理解できる。私も愚痴ったり当たったりてしまうと思う。
結婚式の誓で「健やかなるときも病める時も」っていう言葉があるけど、現実的には病める時が長くなれば長くなるほど相手を思いやる気持ちを持ち続けるのは難しくなると思う。
自分の負担が大きくなっても、それが長くなろうとも変わらずに相手を支え続けられる人というのはどれだけいるだろうか?
夫婦と言えど元々は他人。自分の子供のようにどんな時も見返りを求めず愛情を注げるものだろうか?
「病める時」が長くなり、相手に腹が立ったり、時にはケンカをして険悪になっても、どこかでまた相手の気持ちに気づいて持ち直して、赦し、もしくはあきらめか、添い遂げていく人たちもいるかもしれない。
ネチネチと絡んでも夫は妻に付き添って病院に来てるわけだし、家では文句を言いながらも世話を焼いてるのかもしれない。
実態はわからないし、心の中までは覗けない。
でもここまでネチネチ言われたら、私なら気持ちは離れるし、戻ることは決して無いと思う。
それでも自分の体が思ように動かず日常生活が送れなければ嫌でも夫に頼るしかない。
お世話をしてくれる人だと割り切って、夫より長生きするぞ!と思うかもね(笑)
私は最初から頼る人はいないから当てにすることもないし、自分でなんとかするしかない。足が痛いのは辛い。でもネチネチと愚痴を言われるよりはよっぽどマシだ!