母が復活させてくれた猫のポーチと老三姉妹の生活環境

2023/08/31

田舎のこと 日常 両親のこと

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母からLINEで写真が送られてきた。

これはモバイルバッテリーを入れていたポーチで、数年前に上野のABABで百円で買った物


可愛くてお気に入りだったのだが、最近使わずにキャリーバッグに入れっぱなしにしていたら、この値段ゆえファスナーが錆びたのか開かなくなってしまった。

そしたら母がファスナーを取り外して、スナップをつけたらどう?というので7月帰省した時にこのポーチを置いてきた。

母は高齢だし目も悪くなってきてるし何よりやること全てが億劫になってきている。直してくれるかどうか期待せずにいた。

そしたらこの猛暑の中(実家はクーラー無し)、スナップではなくファスナーを付け替えてくれたのだった。

元はくすんだ銀色だったファスナーが金色になっている。

ありがとう、母ちゃん!涙が出そう。。。


母には姉と妹がいる。その二人が最近ボケてきたらしい。

姉は連れ合いを早くに亡くしずっと一人暮らし、妹は介護を続けてきた夫を去年亡くし一人暮らしとなって半年以上経った。

姉は家庭的な人ではなく出歩くのが好き、会話をしても自分のことを話すのが好きな人、自分ファーストな人だ。妹はやっと介護から解放されて気が抜けてしまったのかもしれない、どちらも家で会話する人はいないが、頻繁に近くに住む子供が様子を見にきているから孤立してるわけじゃない。だけどボケてきている。。。

母とは何が違うのか、、、やっぱり近所の人たちとのかかわりの有無かもしれない。


実家にはほぼ毎日お茶のみに来る人たちがいて会話する、あの人にはこの話題出しちゃいけないとか頭を使う、野菜とか持ってきてくれる、それをムダにしないようあれこれ考えて調理したり保存したりする。作ったものをお裾分けしたりもする、洗濯、掃除、三度の食事も作る。

そして一番大きいのは母は新しいことに興味があることかもしれない。

以前母に携帯電話を持たせようとした時、歳だからいらない、メールなんて覚えられないと拒否されたが、絶対便利だからと持たせた。

しばらくして母は渋々ながら私が紙に書いたメールのやり方の説明を読んで覚えた。

歳とか関係なく絶対出来るから、理屈じゃなく慣れだから、電子レンジや洗濯機を使うのと同じで、こうしたい時はこうする!という覚え方でいいから、と励ました。

そうして母は携帯電話の便利さに気づき、メールの文字入力は私より早くなった。

理屈じゃなく使って覚えた母は自信がついたのか、スマホも尻込みせずに使いLINEも覚え毎日私とやり取りしている。

画像を送信出来るだけでも十分なのに最近は文中の絵文字も覚えたみたいだ。

姉と妹はスマホとガラケーで通話や写真を撮ったりするのみでそれ以上のことを覚えようとはしない。それで事が足りてるのだから十分なんだろうけど変化が無いよね。

姉も妹も頻繁に母に電話をかけてくる。姉は一方的に自分の話だけ、妹は寂しいのかいつも同じ話の繰り返し、最近はお金の話が多くなり通話時間も長いらしくて母はげんなりしている。

姉と妹の子供だってそんな母親の様子を心配してないわけじゃない。だけど近くにいていつでも会える距離にいるとどうしてもお互いアラも見えることだってあるじゃない?

私だってもし母と一緒に住んでいたら、どうしたって合わない面も見え、自分の我が出てぶつかると思う。

距離があるからこそ、すぐには会えないからこそお互い思いやれるんじゃないだろうか?私は母には心配はかけたくない。母は母で私に迷惑をかけないよう、しっかりしようとする気持ちが強い。

母は自分の出来ることをやって精一杯生活している。

私の足がこんなんじゃなければ、埼玉に住む妹に会いに行って励ますというか刺激を与えてあげたい。そうすればまだ間に合いそうな気がするんだけど。。

何も出来ないのが悔しいなあ。



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