年が明けた時、母が「今年は昭和99年だから」と言った。
母も私も昭和生まれなのでそこから生まれた年を引けば実年齢になるわけだ。
だからどう?って思うのだが、
母は昔の人なので「数え」で歳を強調することが多い。
だから
今では嫁に行かない(行けない)ことを受け入れざるをえなくなった母も
以前はこの「数え年」で、もう○歳、もう○歳と急かされるというかプレッシャーを与えられたものだ。
別に歳を数えるなら「満」でいいじゃん。
何で「数え年」があるのかわからないえけど、そうやって私にプレッシャーを与え、
母自身の歳も「数え」で意識するから、「もう○歳になった」「もう近所に同じ歳の人はいない」とか口にして自分を追い込んでいる。
物忘れが多くてどうしよう?と悩む一方、何でこんなに歳のことだけをハッキリと意識するのかわからない。
とにかくキリの良い来年昭和100年までは(それ以降も)元気でいて欲しい。