お祝い事や特別な行事の日を「晴れの日」といい、それに対し日常を「褻(ケ)の日」というが、
私の食事は毎日「ケの日」だ。
家族で暮らしていれば違うのだろうが、おひとり様なので行事の日など意識することなく普通の物を食べている。
年末年始に帰省した時くらいはそれらしい食事を作ったりもするが、それ以外はまったく、、、だ。
鮨とかうなぎとか天ぷらとかそういうご馳走は美味しいが、たまに食べるからでもあるし、その気になればいつでもお店で食べられる。
やっぱり普通のご飯、おかずが一番美味しいし、飽きない。
最近ふと「ぬか漬け」が食べたいと思うようになった。
今定食を食べても「ぬか漬け」とかついてくることある?
居酒屋のメニューとかにはあるのだろうか?
妙にあの糠の風味が浮かんでくる。
ということで、人生初「ぬか漬け」を漬けてみた。
🔹白菜と人参の「ぬか漬け」
初めて作った「ぬか漬け」、画像ではそれらしく見えるかもしれないが、糠の風味がぜーんぜんせず、失敗だった(苦笑)
🔸「ぬか漬け」は簡単に出来る物じゃない、奥が深い
糠に野菜を漬け込めば「ぬか漬け」になるだろう、という発想で「糠」を買った。
あれこれ材料を買って糠に味付けするのは大変そうだったので、水と混ぜるだけでぬか床になるというのを買った↓
この糠の半分をジプロックに移し、水を加え糠床にした。
かぶとか茄子、大根とかツルンとした野菜の方が糠も落としやすくラクだろうとは予想したが、(自由に買い物に行けないこともあって)手元にある白菜と人参を入れ、一日半ほど漬けた。
それが↑上の画像。
何が悪かったのか調べてみると
・野菜は軽く塩もみしたものを糠床に入れる(何もせずそのまま白菜を入れちゃったよー😓)
それよりも、それ以前にもっと大事なことが、、、
作った糠床に野菜を入れたらすぐ「ぬか漬け」ができるのではなく
・糠床に最初に捨て野菜として野菜を入れ、一日に何度か糠床をかき混ぜることを繰り返し、捨て野菜も4、5日たったら取り出し、その汁気を糠床に戻すということを繰り返すこと約一ヶ月弱ほどで、糠床が美味しく発酵する。
そう、ここからやっと「ぬか漬け」が漬けられるのだ。
とりあえず、糠に漬けりゃーいい😓ではなかったのだ。
事前に調べればわかることなのに、ズボラーなので。。。。
よくドラマで代々受け継がれた家宝の糠床みたいな設定があったが(今は無いか、、、)
手間のかかることなんだねー、知らなかったよ。
ということで、糠はジプロックの中で眠ったままです。