私が意識するほど彼らは何とも思ってないのだろうが、その場で「浮く」気持ちは別として、しゃべりかけられるのが困った。
シャンプーをしてくれた子は気を遣ってずっと話しかけてくれるのだがこれが苦痛だった。
「ご出身はどちらですか?」(えっ、それ聞いてどうするの?)どこでもいいでしょ、とは返せず、ピンボケの返事をする。
そこで察してくれれば良いのだが、話題はブレず、掘り下げてくる。
もっとサクっとした、今日は暑いですね、まだ5月なのにクーラー入れたくなっちゃいますよね、とかそういう振りが出来ないものなのだろうか?
オバさんはリラックスしたいのよ、この歳で合コンみたいな、どこに住んでますか、お勤めですか、会社はこの近くですか、とか
個人的なことは聞かれたくないよの、話したくないの!
反応を見て、このお客さんはおしゃべりが好きなんだな、とか、あまり話しかけられたくないんだな、とか20代で察するのは無理なんだろうか?
それとも、若い客層をターゲットにしてる美容室に飛び込んだ私が悪いのだろうか?
「この後の予定はどこかへお出かけですか?」と同じことを3人から聞かれてしまったよ。
オバは、必要以外しゃべりたくないし、美容師さんには作業に集中して欲しいの!ながら、よりその方がやりやすくない?
もし、会話をはずませて今後来てもらおうとか、気に入ってもらおうとか考えてるんだったら、違うからね(そうじゃないお客さんもいるかもしれないが)
オバが重要視しているのは、美容師さんの腕、それと対応だから。
コミュニケーションは会話の多さじゃないからね。
スーパーの会計時に買い物カゴに挟む「レジ袋はいりません」っていうカードがあるじゃない、
それと薬局でも「ジェネリック薬品にして下さい」っていうカードもあるでしょ、
あれと同じように美容室でも「会話は最小限にお願いします」的なカードがあればいいのに、と思うよ。