規模が小さくなったのに今でも不思議とバザーが人気なワケ

2019/07/01

プール

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昨日プールへ行くと、入口玄関前に人がわんさか並んでいた。

もしかしてバザーの日??

この日のためにチラシでも撒いているのだろうか?仮にそうだとして並ぶほどの人気があるというのが不思議だ。というのも昔はバザーの規模が大きかったが、今はその1/3程度くらいしかないからだ。

昔は種類も量もたくさんあってちょっとした楽しみなイベントだった。私も何かしら買っていたが、いつの頃からかルールが厳しくなったか何かで扱える商品の種類が限定され、常設されていた消費期限真近のブランド物の食料品コーナーが無くなり、バザーそのものもぐっと規模が小さくなり、見ても欲しいと思うものがほとんど無くなった。

お弁当も昔は有志のグループが手作りで出していたけど今は業者が作った既製品で、ここでなければ買えないものではなくなった。ほとんど見るものがないし、バザーの当日になって、入口に人だかりしているのを見て、あっ、今日はバザーなんだと知る程度になっていたからだ。

それでもまあ、何かお得なものはあるのかとサーッと見てみたら、お茶が出ていたのでそれと干し海老と煎餅を買った。スタッフのおば様方からキリ良く千円分買って欲しいみたいなプレッシャーがあったので(笑)



久しぶりにバザーで買っちゃったな、と売り場を離れようとした時に横に古本も出品されていたので覗いてみたら、その中に何かのソフトと語学のカセットテープが入っていた。


そのソフトを手に取ってみるともちろん未開封で裏の定価を見たら7,400円だった。その箱の中の商品は全て1点百円だったので念のためスタッフに聞くとその値段だと言うので、ま、百円なら買ってみようかと。

よく誰の目にもとまらず残っていたなぁ。。。たぶんそんな若いお客さんがいないので古本を手に取ることはあってもソフトには目がいかないのかもしれない。

玄関前に列をなしていたお客さんの一番人気はなんと古着のようだった。1階の奥に普段は講演やコンサート等で使うホールがあるのだがその前にまた並んでいて、人数を規制して入場させていた。

どんな商品が出ているのかはわからないが、質が良いからこうやって人が並ぶんじゃないだろうか?

昔ニコライ堂のバザーに行った記事を書いたことがあったが、そこに並んでいる衣類の類は使用感ありすぎて、いくらバザーとはいえこれを買う人はいるの?と思うくらいの状態だったが、

YWCAのバザーでは食器や日用雑貨は新品、未使用だし、衣類もおそらく使用感はほとんど無いものだと思う。というのも、バザーを終え残った物なのか、内々での販売なのか、時たま地下の受付前に並べられたりするんだけど、未使用に近いくらいキレイだから、昨日のバザーの衣類は見てはいないけど同じ基準で出ていると思う。

値段も良心的だろうし、でなければこんなに外部から人が来るはずはないと思う。

不用品を提供する人もキレイな物を出しているだろうし、集まった提供品をボランティアのおば様方が商品として出すものをきちんと仕分けして出しているんだと思う。

使えるかどうかわからないけど、
百円で買った「秒速画像キリヌキPro」は、もしかしたら何も知らないおば様が、これいらないわよね?と他の商品と一緒に出してくれたものかもしれない、ありがたや(笑)

自分では使わない不用品であっても、他の人にとっては必要であったり、欲しいと思う物であったり。それを買うことでバザーの売り上げにもなるから、受付前に並べらる商品も、損得じゃない協力的な精神で買ってくれる人が多いんじゃないかと思う。
そういう時、あ、ここはキリスト教系だったんだと、ふと気がつくふ~みんであった。




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