私の田舎でも「123456」すづ、はづ

2019/10/30

テレビ

t f B! P L

帰宅直後につけたTV番組を途中からながら見ていたら、どうやら東北、北海道出身の芸能人を集め、県民性だったり他県との比較や自慢だったり、そういう話題をやりとりしているようだった。

東北6県

その中で宮城県出身の可愛い顔のジャニーズの男の子が(どういう流れでかはわからなかったが)、数字を数える時に「123456」の次が「すづ、はづ」になると語ってさんまさんの爆笑をさらっていた。

私も東北出身なので「すづ、はづ」が7、8なのはわかる。でも、こういう訛った言い方は私の祖父母くらいの代の人までで、今のおじいちゃんおばあちゃん世代ですら使ってないと思うよ。

だからまだ若くてこういう言い方を知ってるっていうのは、おじいちゃん(おばあちゃん)っ子だったのか、宮城県でもかなりの田舎で育ったのかなぁ?

私の田舎でも今の子供、若い人たちは皆普段から標準語で会話してるから、使い分けが出来る私としては話していると妙な気分になる。お互い母国語が日本語なのに英語で会話してるみたいな。

今は方言で話してる子供はほとんど見かけない、たま~にそういう子がいたりすると抱きしめたくなるほど可愛いと思う。海外に行って思いがけず鰹節の出汁の匂いを嗅いだ時、私は日本人なんだというDNAを揺さぶられるような瞬間に似ている(笑)

東北の方言は濁点がついて音が濁るせいか、なんとなくカッコ悪いような気恥ずかしいようなで、大阪弁のように堂々とは使えない。それでも私が田舎にいた頃は普段の会話は方言で、授業中の発言や街へ出かけた時は標準語でみたいな使い分けをしていたが、今はもう普段から標準語だからね。

電子マネーの普及と同じく、近い将来方言は無くなってしまうのかもしれない。

このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ