もし溺れたり、とっさの時の備えには訓練が必要

2020/09/06

プール

t f B! P L

プールで顔見知りのおば様が「飛び込んでもいい?」みたいな合図を先輩にした。

混雑してないし、ムチャをするような人ではないし、私は別に構わなかったが、その姿勢の取り方が普通とちょっと違っていて不思議だったので見ていた。

別のおば様が「着衣泳よ」と言うのが聞こえた。

以前はそういう(着衣のままの)泳ぎ方の講習があったりして、一度は参加したかったのだが、いずれと思ってるうちに無くなってしまった。

普通は前傾姿勢で頭から飛び込むけど、その人はまっすぐ立ったまま右足を先に出して、つまり歩くような一歩踏み出した姿勢でどぼ~んと落ちた。

図解すると、足は逆Vの字(「Λ」こんな感じ)みたいな。

見ていた先輩が、あ~違うのよね、と言う。

どうやら、川(とか海)に目標物があって、そこに行く場合の飛び込みのことを言ってるらしい。

溺れた人を助ける時とかね。

両足をきっちりそろえて飛び込むと、深く沈んで目標を見失ってしまうから、

そうじゃなくて、目標を見ながら素早くそこに行きつくには、足をこの形「Λ」でダッシュして飛び込んで、

水に入った瞬間に先に出した足をぐっと手前に引き戻してそろえる、つまり推進力をつけて目標物に接近する、ということらしい。

なんとなく理屈はわかる。

でもやるとなるときっと相当難しいよ、だから練習するんだろうけど、その時に備えて。

もし服を着たまま川(海とかも)に落ちた時のことを想定して体験するのは(そんなことはめったになだろうけど)いざという時は役に立つと思う。

でも溺れてる人を助けるとなると話は別。

溺れた人を助けようとしてその人が溺れて亡くなったりするニュースを耳にするのは、助けたい一心で飛び込むものの想定外のことが起こるからじゃないかな。

溺れた人を救助するのはライフセーバーみたいに体力と経験がないとすごく危険なことだと思う。

最近スマホに地域の防犯情報メールがわりと頻繁に入ってくる。

わいせつ事件だったり、盗難だったり、アポ電や詐欺だったり。治安は悪くない場所だとと思っていたから少し驚いている。

銭湯の行き帰りはショートカットで裏道を通ってるんだけどこういうメールを見ると気をつけなきゃなと思う。

裏道とはいっても車一台は通れる幅でびっしり民家が立ち並んでる通りで、ただ街灯や人通りが少ないだけなんだけど。

でももし万一そういうことに出くわしたら、たぶん、「キャー」みたいな声は恐怖で出せないよ、こういうのも訓練しないと。

学校や会社で火災訓練とか避難訓練とかみんな経験あるよね?、あまり真面目に参加したことはないけど、それでもやったことがあるのとないのとでは全然違うと思う。
経験や訓練って大事だね。


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