泳ぐ時の体重移動の上手い下手の理由

2020/11/12

プール

t f B! P L

これまではラクにきれいに泳ぎたいという視点で動画を見ていたが、今はダメなところを改善するために見ている。


で、見ているうちに、ああそういうことかと目からウロコじゃないけど納得のいく動画があった。


泳ぎで体重移動の上手い人、下手な人の違いは足の重心のかけ方の違いで、ざっくり言うと日常的に陸上生活において前者はつま先に後者は踵のほうにかけている人で、筋肉は重心をかけてる側につくので、


つま先にかけてる人は体の正面に、踵に重心をかけてる人は背面につく、


つま先にかけてる人は体重移動が上手で、踵にかけてる人は下手、というか上達しにくいらしい。。。


動画ではそれを意識して変えようとするなら、例えばその人が30歳なら同じ年数がかかると言っていた。


それで腑に落ちたのが、プールに通い始めた頃のドS先生の容赦ない指摘だ。


「陸上生活で体に染みついた動きはなかなかとれない」と。


性分がドSでおだてるようなことは言わないから


(泳げるようになりたい一心でクラスに参加するおば様方に)それはもう無理よ、と突き放した言動になったのは


重心のことを動画の作者と同じように考えていたからかもしれないな、と。


私は泳ぐ時の体重移動は、スケボーを乗りこなすみたいなもんだと思う。

板に乗せた両足の重心のかけ方で加速させたりコントロールしたりするのと同じように、


(泳ぐ時は)自分の体がボードだからフニャフニャしちゃいけない、つまり体幹がしっかりしていなきゃいけない、


その上で体を前進させるには体重を移動させつつ、手足を柔らかく動かす。。。それには正面についた筋肉が必要ってことなんだろう。


だからって、重心が踵についてる人がそれをつま先に変えるには


30歳であと30年必要っていうのは絶望的な話だ。


時間をかけなければ変えられないのが事実としても、


とりあえずのコツってあるはずなんだよね。。。



プールで泳いでるフォームでそれが子供の頃から(部活)なのか大人になってから始めたのかは一目瞭然で、


教える側の人はほとんど前者で、大人になってから上手になった人ではない。


だから日本人なら日本語を話すように、泳げるのはごく当たり前のことで、泳げない人の感覚がわからないんだと思う。


「お腹を締める」とか「おへそに力を入れる」「下腹に力を入れる」とか言われても、具体的にどうすれば力を入れられるのか泳げない人にはわからない。


体の動きや感覚を言葉で伝えるのは難しいんだけど、コツはそこを伝えられるかどうかなんだと思う。


子供なら素直によけいなことは考えず泳いで自然とマスターしていくかもしれないけど、


大人になると理屈で答えを求めたくなる。


先日もバタ足で泳ぐ練習で、「重心は前に」「手はまっすぐ伸ばして」「長い廊下を雑巾がけするような気持で」と表現していた、


意味はわかる、イメージも。


でもどうやれば前に重心をかけられるかの具体的な表現はない。


熱心に毎日プールに通っても半年で心が折れてしまうおば様方を何人も見てきた。


結局はつま先と踵の重心、陸上生活で染みついた体の動きはなかなかとれない、高齢で始めたらなおさらというオチになってしまうのかな。


でも泳げるようになりたいし、30年もかけてられないから、私はしつこく聞くことにしている(聞ける先生にはね。ドS先生には恐ろしくてそんなこと口に出来なかった)


あとは、動画をガンガン見まくる、そこで自分にしっくりくる表現を見つけられるまで。


とにかくたくさん見る、聞く、感覚を身につけるまで繰り返し練習してするしかない。


私も踵重心派だから。




にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ

このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ