昨日ミャンマーから帰国した人の話

2021/04/11

Myanmar 気になる人

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3月1日にミャンマーの人気モデルpaing takhonが軍に拘束されたというニュースが流れ、


その数日後にアップされたのが下の画像だった。



抵抗の意思表示の3本の指を立てた腕はあるものの、彼らしき人物は白色でほぼ消されてしまっている。


そして彼自身は床にうなだれるように座って描いている。


軍に拘束されたとして、何もされずにただ解放されたとは思えない。脅しなり何かはきっとあったはず。


体調を崩したのもそれが原因なのか。。。。


この画像がアップされて以降は投稿もあまりされなくなっていた。



3月26日以降投稿がなく、どうしたのかと毎日気になっていて、やっとあったと目にした翌日8日に拘束された。



ミャンマーの歴史やなぜクーデターが起こったのかとか、詳しくは知らない。


でも軍政から民政に変わり約10年間、その自由に慣れ親しんだ国民、特に若い人たちにとっては

また軍政にひっくり返されるようなことは絶対に嫌だったはずだ。


これほどの抵抗を受けること、その様子をネットで世界に拡散されることは軍は予想しておらず、

だから武器も持たない人々に銃口を向け、容赦なく殺害した。

昨日は80人以上もの人が殺され、クーデター以降犠牲者は約700人にもなっている。


ミャンマーでは「誰かを家に泊めるときは地区に届け出をしないといけない」という法律を2月1日に復活させたそうだ。


それを破れば以前は罰金か7日間の拘留だったのが、懲役3年になり、密告者には軍から褒美が出るそうだ。


監視、密告、縛り、、、情報も遮断して触れさせず、人権無視のあの国みたいだ。


ミャンマーで起業していた人が今回のクーデターでその事業をたたんで昨日帰国した。


その人が帰国したから話す、として書いたものをさっき読んだんだけど、その中に


日本の友人から「なぜミャンマー軍はあんなに酷い弾圧をするんだ?」という質問に


「あれでもかなり手加減してる。本気の1割も出してないから、おそらく彼らは自分たちが酷い弾圧をしてる認識はない。」と回答すると書いてあった。


これからミャンマーはどうなるんだろう?


彼はどうなるんだろう?


なんとか生きて欲しい。


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