リニューアル後の非常に使いにくい「えきねっと」で年末年始帰省の新幹線の予約をした。
慣れることができない、、、というか良さがわからない。↓この座席と定期の絵いる?
座席以外他に座るものがあるんですか? |
新幹線の発着時間と駅名があれば十分だし、画面を下にスクロールしていく先にある情報を見たほうが楽なのに、いちいちインデックスで区切ってあるのが手間だ。
しかも操作の合間に新幹線が走り込んでくるという動画付きでイライラする。
以前は一定の時間帯、例えば13時から17時とかの発着の空席をさっと見渡して、これ、ダメならこれ、と状況を頭に入れつつ、さっと判断できたのに、
リニューアル後は、ピンポイントの時間の列車しか出てこず、その先か後か、また画面を動かさなきゃいけない。で、やっぱり最初のにしようと戻る時も、何度か戻るを押さなきゃいけない。
時計に例えると、リニューアル前は数字の文字盤がついた丸いアナログ時計だったのが、リニューアル後はデジタルでその時間しか表示されなくなった、みたいな感じというか。
時計は見るだけだからいいけど、予約は操作しなきゃいけない。
そして予約後はチケットとSuicaと紐づけしろと、しつっこく頻繁にメールが入って来る。
まあそれはわかるんだけど、ウチの田舎は山形駅より先(北の方)はまだSuica使えず、現金で精算しなきゃいけないから手間だ。
慣れとかじゃなく、リニューアル前の「えきねっと」の方が実用的で良かったのに。
◇
下りは割引きのチケットが買えたものの、上りは正規価格のチケットしかとれなくて例年の混雑が戻ったのを実感した。
去年コロナの影響で上京以来初めて帰省出来ず、年末年始を東京で過ごした。
それは寂しいとかつまらないとかいうより、母の手伝いをしてあげられなかったことが気がかりだった。
そして父が亡くなることなど予想もしなかったから、もし帰省出来ていれば最後に会えたわけだし、変調に気づいて(母の言う事は聞かなくても)私が言えばシブシブながらも病院へ行っていたかもしれない・・・・と思うと残念ではあるけど、時間は戻せない。
その約半月後に父は救急車で運ばれ入院、意識を失い、明日かも・・・という状況から3ヶ月以上生き延びてくれた。だけど、コロナの影響で面会出来なかったのが心残りだ。
その間まったく動けず、ひとりぼっちで亡くなるまでベッドの上で過ごした父のことを想うと胸が詰まる。葬儀にも母から来ないでと言われ、最後に父の顔を見ることも叶わなかった。
コロナが憎いというより、世間の狭い田舎の多干渉の閉鎖的さに、さらに嫌気がさした。
父は高齢だったし、短い人生じゃなかった。最後に会えなかったことで逆に父はまだ生きてるような気さえする。いつも居た、居るはずの場所に父の姿は無い、でもふらりと帰ってきそうな、そんな感じがする。
今年もあと残すところ数日。帰省したらいつも通り家のことや母の手伝いをする。普通に過ごせればそれでいい。
ただ寒波襲来とかで、天気予報を見たらすでに雪が降っていて、明日の夜まで雪降りで・・・・たぶんそれ以降もずっと降り続くんだろう。どんだけ積もるんだろう?
新幹線がどうなるか不安。