もう杖なしでは歩けない

2022/07/08

日常

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◆どこがどう痛いのかわからなくなってきた

杖は一時的な使用のつもりだったのに、足が痛くて手放せなくなってきた。

バランスをとるためとか万一の支えとかではなく、杖を握りしめ、体重をかけ左足を庇うようにしないと痛くて歩けなくなってしまった。


以前なら足を地面に置くと膝にズキンときて、次に足の付け根にズキンとくる、みたいな説明が出来たが、今はどこがどうとは説明できなくなってきた。

とにかく痛い、歩けない、それしか言えない。膝もだけれど膝の裏側も痛いような気がするし、脛の外側も痛いような、そして足の付け根の外側も痛い。

足の付け根も正面だったり、内側だったり。

もし医師に聞かれたら的確に答えたいとは思うんだけど難しくなってきた。


膝を痛めてどうしようもなくなってステロイド注射を打ってもらった時、診察台に仰向けに寝て、医師が「膝のどの辺りが痛いの?」と聞かれ「下の方」と言ったら、「ここ?」と言って膝の下の方を触って聞いた。


イヤ、そこじゃないんだな、それは膝を過ぎて下の方じゃん、何て言えばいいんだろう?と考えた時、つい方言が口から出そうになった。


ウチの田舎では、この丸い膝の部分をなぜか「膝かぶ」と言う。

「膝かぶ」のかぶは蕪からきてるのかは不明

その「膝かぶ」の下のところなんだよ、、、、でも通じないよね、で、指差ししようにも起き上がれないし、困って、右足のつま先で、左膝のその部分を指した。

「あ、皿の下のところね」。なんだよ~、皿って言えば良かったのか。。。。ということがあった。


◆とにかく距離を歩くのが辛くてバスで行ってみた

変えた病院の最寄り駅は隣の駅で近いのだが、その駅から病院まで350mほどある。電車を降りた時からカウントすれば400mは確実に超える。往復したら倍だ。普通なら何ともない距離だけど足が痛い今はそれすら辛くて避けたい。


ターミナル駅からならタクシーを使うが、自宅からとなると微妙な距離で躊躇する。


他に交通手段がないか調べるとバスがあった。しかし、そのバス停で降りると病院は道路を挟んだ反対側で、そこへ行くためには50mほど戻って横断歩道を渡らねばならない。

50m戻って横断歩道が10mとしてまたそこから50m。。。。う~ん、でも350mよりはマシだ、階段も無いし。

ということで先週土曜日はバスで行ってみることにした。


普段バスは使わないので、前から乗るのか後ろから乗るのか記憶があやふや。運賃は都内なら一律だよね、220円?と職場の人に聞いたら「前から乗って、後ろから降りるんですよ!」と言われた。しかも今は電子マネーが使えるそうだ。

たぶん過去に何度か聞いているのだが、田舎のバス通では後ろから乗って整理券を取って、前の方でチャリンと支払って降りるというのが染みついていたからなかなか覚えられない。。。。


事前学習したので、バスはすんなり乗って病院へ行くことができた。土曜日で空いていたし、帰りはバスの時間まで涼しい薬局内で待てたし、わりと快適だった。

でもノンステップバスといえど、止まって降りる時の歩道との距離がややあるので、私は杖があるから良かったものの、足の悪い高齢者にはこれでもちょっと厳しい気がした。


タクシーGOアプリとバス、どちらも必要に迫られて使ったけど選択肢が増えて良かった。

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