◆結果はなんとなく予想していたけど
足が痛くなって以降頻繁に早退したし、膝を痛めてからは激痛で1週間も休んでしまったしで遠慮があって、2日に撮ったMRI撮影の結果は土曜日に聞きにいくつもりでいたが、
たった一日だけど、善は急げで昨日金曜日に早退して行ってきた。
病院はやや混んでいて1時間待ちだといわれ、まあそれは仕方ないと思っていたら、否応なく電気と腰の牽引に回された。
もう診察とセットになっていてとにかく客単価を上げるシステムになっている。受付の人は前線の営業マンみたいなもんだ。患者が「待たせられた」と感じないための策ともいえるけどね。
やっと診察室に通され、しばし待つ間、机の上に私のMRIのCDと報告書が置いてあったのでチラ見してしまった。医学用語なのと「疑い」という表現が多く、結果何だったのかよくわからない。
そして医師登場、
さっそくモニターの画像を見ながら説明を受ける。報告書にはそれなりの行数で書いてあるのに、ひと言「脊柱管狭窄症」とのこと。
背骨の4番目と5番目の間のクッションがちょっとはみ出していて、これが神経に触って足の痛みを引き起こしている(んじゃないか)、ということらしい。
え、じゃあヘルニアってまた別物?そのはみ出したのを元に戻すことはできるの?とか頭に「?」がいくつも浮かんだけど、取り付く島もない。
「だからですね、痛くてお辛いでしょ?仙骨にブロック注射しましょう。そしてその後、ふ~みんさんには運動療法をして欲しいんですよ」
「仙骨ブロック注射」というのは検索していてなんとなくは知っていたが、まさかすぐに打たれるとは思わず、
「え~、痛いですよね?」と言ったら「そうですね、でも超音波で場所を的確に当てて打ちますから」と、有無を言わさず、注射を打つ流れとなった。
◆お尻の始まりにブロック注射を打たれる
治療室に移動、血圧を測り、うつ伏せに寝かされた。そしてお尻に注射を打つのだが、その「仙骨」とやらはお尻の割れ目の始点にあるらしく、
ズボンを下げ、半ケツさせられ、お腹にクッションを入れられて持ち上げるのでちょっと恥ずかしい恰好になる。
もう、膝にステロイド注射やら水を抜いたり、今度はお尻に注射、、、、人生初の注射をいったい何度経験すれば良くなるのか、、、😭
うつぶせ寝状態だからお尻にどんなことをされてるか見えず、超音波検査の冷やりとしたローラーを転がされてるような感じがした後、針を刺した感触はほとんど無く、ただズーンと重い痛みが続いたが我慢できた。
暴れたり泣いたりしなくて良かった。。。(苦笑)
そして注射の薬が効くように痛い方の左半身を下にして20分ほど休むようにいわれた。その後、再度血圧を測り終了となった。
◆不満が残る診察だった
MRI画像の説明の後、個人情報だからとCDをくれた。私の事前情報ではCDはその病院で保管で、必要な時は料金を支払って貸し出してもらうみたいに聞いていたので意外だった。
それよりも、疑問があったにもかかわらず、その場で口にできなかったことにモヤモヤが残った。
まず「仙骨ブロック注射」の説明が何もない。本当に痛みが取れるのか?1回で痛みが取れるのか?当日は風呂に入っていいのか?とか。
結局ネットで検索すると、「仙骨ブロック注射」の効果は2時間程度、3回から5回の注射で効果が出る人が多いらしい。でも効果があるのは5割程度の人らしい。
実際私には注射後、ほとんど変化は感じられなかった。相変わらず左足は痛くて杖無しでは歩けないし、室内でも壁や何かに伝ってでないと歩けない。
「脊柱管狭窄症」なのは事実だろうし、足の痛みの始まりはそれが原因だったのかもしれない。でも、膝はそれとは別物で、だからブロック注射をしても効かないんじゃないだろうか?
膝が痛くて診察を受けたのに、医師は「腰」を疑ってそのMRI撮影を指示した。まあそれは当たりだったんだろうけど、左足の痛みはまったくとれない。
膝を痛めてから一ヶ月も経つのに杖無しではあるけないほどの痛みがあるのはおかしいよね。