母には本当の症状を話せない
相変わらず痛い左足、、、帰省中も母には本当のこと(変形性股関節症)が言えず苦しかった。
大学病院で詳しく調べてもらおうという母の提案をのらりくらりかわし、整形外科のリハビリだけでなく自由診療へも行ってることを話すと、
あちこち行かずに一ヶ所でちゃんと治療するようにと怒られた。
そして二言目には「もう仕事はやめてこっちに戻って暮らそう」と言われる。。。。
大きな病院で調べたら変形性股関節症ってバレるじゃん。で、現在の流れとしては手術を勧められるに決まってる。
変形性股関節症の原因が臼蓋形成不全ってわかったら母はガックリくると思うんだよねぇ。。。
もちろん私自身手術は避けたい(怖い)ことが大きいけど。
股関節の手術はしたくない!と医師に伝えた
東京に戻り先週金曜日にリハビリへ行ったときのこと、薬(効いてるかわからない)を処方してもらうためにその前に診察となった。
いつものように(なぜこんなにもリハビリが長引くのか答えられず)困り顔の医師、また変形性股関節症の手術のことで「良い病院紹介しますよ!」と囁かれるのかと思ったら、
「手術はしたくはないですよねぇ?。。。」とポツリ、
えっ、いつもと違うじゃん、
間髪置かず「ハイ、したくないです!」と答えた。
で、このまま状態が良くならず、リハビリが終わったとして、またリハビリを受けることが可能か聞いたら出来るとのこと。
なんとなくホッとした。道は完全に閉ざされてはいない。
足の治療はリハビリ(保存療法)で行けるとこまで行く
その後、リハビリに向かうと理学療法士のKさんが珍しくニヤニヤしていた。
「手術したくないって言ったの?」と言うので、診察を立ち聞きしていたのかと思ったら、カルテはオンラインで即見られるようになってるらしい。
どう考えてもKさん経由で私の意思(手術したくない)が伝わったから「手術はしたくはないですよねぇ?。。。」と言われたとしか思えないが、
まあどっちでもいいんだけどKさんは「行けるとこまでいきましょう」と言った。
リハビリが長引いている原因を医師が言わない以上、Kさんに聞いても答えるわけはないと思っていたが
「ボクは、(膝の痛みも含めて)股関節症の影響が大きいと思う」と言った。
以前はこんなことは絶対口にしなかってであろうに、壁が薄くなったなあと感じた(笑)
まあ確かに去年秋ごろは杖をついてグイグイと歩けたのに今は道端を歩く鳩より遅い私の歩みは股関節が影響しているのだと思う。
でもだからって膝はずっと痛いわけで、その原因が全て股関節でない以上、絶対膝も良くなるという保証がない以上、手術なんてしたくない!
前回のリハビリから間が空いた分、Kさんはいつもより念入りに施術してくれたような気がした。それで足の痛みが和らいだ、ってこともないんだけどね。
民間療法に賭けてリュウマチを寛解させた母
その日はリハビリを終えても足が痛くて駅までの歩行が苦痛になり、バスに乗って帰宅した。
今月にリハビリが終わり、間を置いてまたリハビリが受けられるとしても良くなる可能性は低い。
ならばやっぱり可能性のあることに賭けたい!
母からはあちこち目移りするなと怒られたけど、「骨格矯正」のあの偏屈なおじさんのことはたまに行くには良いんじゃないかと言った。
というのも、母は30代の頃膠原病(リュウマチ)になった。昔のことだし田舎だし、今ならそんなことは無いんだろうけど、受診した大学病院では検査して
膠原病の何なのか診断しないと治療出来ないと言われた。もう体中が痛くて辛くてどうしようもないのに診断結果が出るまで何もしてもらえない。。。。そんな母を見かねた近所のおばさんが「(自分が通ってる)灸を立てに連れて行きたい」と言って、母はそれに賭けた。
灸を立てたら体に跡が残り、もう病院の治療へは行けない、迷った末のことだった。
今回帰省した時に母にその灸を立てた話を詳しく聞いてみた。
どんな頻度で通っていたのか?とかどのくらいで良くなったのか?とか。
母は最初の治療が終わって、次にいつ来ればいいか聞いた時「毎日来い!」と怒られたそう。
今なら口コミに悪く書かれてこんな対応はあり得ないけど、当時はこういう人って職人というか偏屈が通ったのだろう。(私はこの時小、中学生くらいで一緒に行った記憶がうっすらとある。普通の民家で薄暗い畳敷きの部屋に人がたくさんいた)
鍼灸師から言われた通り、母は出来るだけ通ったそうだ。車でも40分はかかる(父ちゃんよく連れていってくれたなあ)
で、治療を続けて4ヶ月目くらいのある日、ふっと痛みが消えたらしい。
リュウマチが治ったわけではなく「寛解」という状態だと思う。
数年前母方の親族でリュウマチの人がいて最後は大学病院で治療したんだけど50代で亡くなった人がいる。
体質やら運やらあるかもしれないけど、西洋医学は万能ではないと思わされるんだよねぇ。