最後にしたいのは『杖』
不本意ながら3本目となる杖を購入した。
店舗は違うけど、おそらく3本とも同じ商品だと思う。
送料込みで千円未満の激安杖だ。
こんなに長く杖を使用するとは予想もしなかったので、とにかく安く間に合えば良いし、好みとか愛着など持ちたくなかった。
が、現実は杖無しでは歩けない。
普通に杖を買えば一万円くらいする。
メーカーとか材質とかデザインによるところが大きいのかもしれないが、機能的には千円未満の杖とそう変わらない気がする。
でも一番の違いは、お高い杖は使う人の好みの高さ(長さ)にドンピシャで調整出来ることかもしれない。
激安杖は2cm間隔くらいで高さ(長さ)の調整は出来るが、1cmとかmm単位では無理だ。
あとこれは折り畳み杖なので地面につくたびにちょっとした音が出る。
もっと高価であれば音が出ないのかどうかはわからないが、千円未満の杖にそこまで求めるのは酷だ。
不満というほどではないが、杖には手にかけられるよう紐がゴムでとめてあるがこれが劣化すると下に落ちていく。2本目の杖は買って早々にどこかへ行ってしまった。
まあ千円未満だからね。
ちょっと不安なのは折り畳み杖の中は一本のゴムで繋がっているだけで、もし切れたらどうしよう?と思う。
もちろん切れたことは無いし、切れても使えなくなるだけで、その瞬間は漫画みたいにバラバラと崩れ落ちるのかわからないけど、
もし歩いている途中にそうなったら、怖さよりも、杖必須な今はその先どうやって歩けばいいだろう?ということくらいかな。
心配するようなことは起こらないとは思うけど。
なぜ3本目の杖を買ったかというと、紐のゴムの劣化もあるけど
杖の先(ゴムのキャップがついている)が、コンクリートのツルツル床(駅構内の床とか)についたりするとツ~っと30cmくらい先に滑ったりして、ドキっとする。
高齢の人なら耐えきれず転んでしまうかもしれない。
杖の先のゴムの交換は必要らしく、千円未満の杖だから劣化も早くて滑っちゃうのかなと思ったんだけど、
おそらく(値段の問題ではなく)杖をつく時に垂直に下ろさず、斜めの角度で入ってるせいじゃないかと、、、思う。
だからゴムの劣化とはあまり関係ないような気もするけど、折り畳み杖の中を繋げている1本のゴムの劣化は避けられないと思うので
3本目を買った次第。
この3本目で最後にしたい。