どちらかといえば木綿豆腐派

2024/04/20

食生活 日常

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 上京当時、スーパーに並ぶ油揚げの大きさに戸惑った。ウチの田舎ではその2/3ほどの大きさで、半分にするといなり寿司にちょうど良いサイズになる。


東京の人ってあの油揚げでどうやっていなり寿司作るの?と職場の同僚に聞いた時、両端を使う、みたいなことを言っていたが、どうなの?

それともいなり寿司用のサイズの油揚げが他にあるんだろうか?(見たことないけど)

厚揚げの甘辛煮

生姜を効かせた味。絹ごしより木綿の方が好き。

関西では油揚げを「薄揚げ」って言うよね?「厚揚げ」があるんだから、それに対して油揚げは「薄揚げ」っていうのが元々の言い方なのかもしれない。

日本でいちばん古い豆腐やさんは京都にあるらしいので、中国から最初に伝わったのは関西なのだろう。

昔読んだ「あかね雲」(山本一力著)は京から江戸に出てきた主人公が豆腐やを開く話だったが、その豆腐は木綿?それとも絹ごしだったのだろうかと、ふと思った。

絹ごし豆腐は台東区根岸「笹乃雪」が発祥らしいのだが、「あかね雲」の主人公は京の豆腐職人、京都といえば都=公家(設定は江戸時代だが)、柔らかい絹ごし豆腐食べてたんじゃないの、と想像してしまう。

若い頃はただ白いだけの味のない豆腐なんて食べる気もしなかったが、今は豆腐の美味しさがわかるようになった。

3個1パックの絹ごし豆腐にチューブ入りの生姜をちょとしぼって、刻んだみょうがや大葉をのせて醤油をかけ、食べるのは手軽で美味しい。

でも、どっちって聞かれたら、豆腐といえばやっぱり木綿豆腐かな。

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