再開してもまた止まるんじゃないの?と心配していた山形新幹線、どうにかお盆は乗り切れたようで良かった。
お盆は大移動だし、福島から山形までは新幹線の速度じゃないにしろ、一本で行けるのは便利だからね。
🔷野菜サラダ
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| そぼろチーズトースト |
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またボケかかってる伯母(母の姉)の話になるが、とにかくウチ(実家)に来たくて仕方がないらしい。
残った姉妹のうち、近くに住んでいるのはウチの母だけだからだと思う。
母たちの実家はすでに代替わりしているし、三世代同居だからそう気軽には行けない。
伯母はウチの玄関に入ってくると、「上がって」と声をかける間もなく、スタスタと上がり込んでくるらしい。
それがニコニコと満面の笑顔なので、内心あー、また来たかと思いつつも可哀そうにも思えてくると母は言っていた。
母に伯母は自分がボケてることわかってるの?と聞いたら、自覚はあるらしい。
最初の頃は、何が何だかもうよくわからない、みたいなことをよく言っていたらしいんだけど、
最近伯母がつぶやいたのは「生きるって難しい」「どう生きていったらいいのかわからない」だったそう。
何かが自分の中で起こってる、何かがおかしいんだけどそれが何なのかわからない、頭の中がごっちゃになってどう解決していいのかわからない、考えることが出来ない、みたいな感じなんだろうか?
伯母は典型的なステレオタイプだった。
認知症になってる人をも見下すような人だった。
だから嫌いだったんだよね。
でも今は自分がそうなっている。
最近は伯母は徘徊とまではいかないが、サンダル履きで近所を出歩くそうで、今日はこんな格好でどこどこを歩いていたとか(悪気はないんだろうけど)近所の人から言われるのがイトコには堪えるらしい。
今は長寿の時代、今後誰だって認知症になる可能性があるんだから、みんなが顔見知りの田舎だからこそ、見守ってあげればいいのにと思うんだけどね、
田舎は田舎で世間が狭いからまだ偏見が強いのよ。
伯母は母たち妹にとっては常に「怖い姉」「強い姉」で、逆らうなんてとんでもなかったらしいのだが、今はそんな素振りは一切無くなったそうだ。
私には親でもないのに、親のように干渉してきて傷ついてきたから、ボケたからって可哀そうとかは思えないのが正直なところなんだけどね😔



