いずれは引っ越さなきゃと考えているが、実はそれは立ち退きにあった時にもそう思っていた、これが良い機会だと。
物件探しをしている時に現在の住まいより家賃が安く間取りも良くて広いし、キッチンも二口コンロで、駅近で、これなら住み続けられるかもしれないと、迷った物件があった。
「イエプラ」というチャットで物件探しをした時に、十数件紹介された後に、最後にイチオシ物件として送られてきたのだが、
あれは惜しかった、、、、ほぼ条件を満たすもので、私が探しているエリア内ではあるけど、ただ路線が別だったのだ。
すごく気持ちが揺れたけど、路線を変更してまでとは、あの時決められなかった。
私がこの路線のこの駅かこの駅という希望を出してるのに何で別の路線なのよとは思ったが、
「イチオシ」というだけの価値のある物件だと思った。
それを「掘り出し物件」というのかどうかはわからないが、チャットという顔の見えない、文字のやりとりだけであっても、本気で探しているのか茶化しているのかはやり取りしていればわかると思う。
それで最後に提示してくれた物件だった。
職場までの距離はほとんど変わらないのに、なぜ路線を変えることに抵抗があったかと言うと、
ひとつの路線で乗り換えずに出来るだけ都心(職場)まで出たかった
JRならJR、私鉄なら私鉄、地下鉄なら地下鉄でそのまま行きたかった。乗り換えが面倒とかではなく、路線が変われば運賃もそこで切り替わる。もし今後定期券が出ないような雇用になっても交通費があまりかからず、効率の良い路線の方が良いと思ったかっら、
それと
ラッシュ時にターミナル駅のひとつ手前の駅で乗り込みたくなかった
その物件の最寄駅は都心に向かう途中のターミナル駅のひとつ手前の駅で、通勤ラッシュ時、すでに電車のドア入り口めいっぱいにギューギューに人が詰まっているところに、自分の体をねじ込ませる。。。毎朝、というのが出来なかった。
たったひと駅のガマンなのだが、そこまでやったことがなかったから。
入り口の上に手を伸ばし、そこに力を入れて体を押し込む、っていうのがね。
そんな理由で?と言われそうだが、やっぱり毎日のことだから決められなかった。
それ以外は希望に叶う、めったに巡り合えない本当に惜しい物件だった。
まあ画像だけで実際見たわけじゃないいし、イエプラに足を運んで、いや実はあの物件は決まってしまいました、なんて言われていたかもしれないし、
まだ物件があったとして大家が同じ建物に住んでます、とかだったりしたかもしれないし、まあ何とも言えない。
時間は巻き戻せないから仕方がないんだけど、時々思い出して、もしそこに引っ越していたらとふと考える