こんなに長い休暇で、しかも毎日三食作り通したのは初めてだった、食器を洗って片付け、掃除洗濯も含め家事全般。最初の頃は何を作ろうか、昨日はこれを食べたから今日はこれで、とかいろいろ工夫していたのだが、
すぐにネタも尽き、買い物も不自由なので次第に同じ物の繰り返しになり、ああ、またお昼か、夕方か、何にしよう、食べられれば何でもいいや、的な感じになってしまった。
続けるってそう難しいことじゃないけど、惰性にならないようにするのって難しい。
何か刺激的なこととか楽しいことが欲しいわけじゃない、両親が元気でいてくれてごくごく普通の生活が日々淡々と続いてくれればそれで十分に幸せだし、それ以上は何も求めない。
でもただ繰り返し続けるだけではつまらない時間、暮らしになってしまう。
同じ食材でも切り方を変えてみたり、味付けをちょっと変えてみたり、暑くてだらだらゴロゴロする間に、ちょっと家の
何でもいいから小さな変化、楽しみを自分で作る、探す、そういう気持ちって大事だと思った。
ということで、
東京に戻っても早起きしたし、今朝も昨夜と同じメニューだけど、盛り付けを工夫したし、実家では猛暑で冷たいものばかり飲んでいたから熱いお茶にした、こんなことでもいいでしょ。
まあ、幸か不幸かも自分次第ってことだと思う。