お金をかけず、パサついて広がる髪の毛を改善する洗い方

2019/08/22

テレビ

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節約で千円カットに変えたものの、どうにも髪の毛がまとまらなくなって結局別の美容室へ行くはめになった。

私の髪質を知り、丁寧にカットしてくれていた美容師さんの技術も大きいが、やっぱり髪の毛が傷んでいるのと、年齢的なものもあると思う。

そんな時、テレビで天皇の理髪をされていた大場隆吉氏の正しいシャンプーのしかたというのを見て、目からウロコだった。

いつもの私のシャンプーのしかたは、まず髪の毛をお湯でちゃちゃっと濡らし、シャンプーをつけてガーっとガシガシ洗い、またガーっと洗い流し、リンスをつけて流して、タオルでガシガシ拭いて終了というものだった。

が、大場氏のシャンプーは髪を洗う、のではなく、地肌をマッサージするというもので、要約すると

まずあまり熱くないお湯で予洗い、次ぎにシャンプーを地肌にまんべんなく行き渡らせ、ここで泡立て(髪の毛に両手を入れ空気を入れるようにして上下に動かす)2分、


次に指の第二関節以下を動かして地肌をやさしくマッサージを3分、で洗い流し、頭をタオルで包んでやさしくマッサージするように水分を取り、ドライヤーで(頭から20cmくらい離し)8割乾かしたら、後は冷風で乾かすというものだった。

シャンプーで髪を洗うのではなく、地肌をマッサージして血行を良くする、摩擦を与えずやさしく扱う。

スタジオのゲストが洗髪にかける時間とマッサージの加減を聞くと、泡立てとマッサージで約5分、「桃を洗うように」という回答だった。

大場氏の洗髪を受けた一般女性が、(マッサージって)こんなソフトタッチでいいんですねと驚き、何十年かぶりで(洗髪後)髪に天使の輪が出来たと喜んでいた。

この番組を見て、私なりにアレンジ、実家に帰省中にやってみた。

まずぬるま湯で予洗い(39度)尾崎紀代彦の「またあう日まで」の1番を歌う長さ(別の番組で見たことがあったので)、

シャンプーを手のひら全体にのばし、両指先を櫛のようにして頭に入れて地肌全体にのばす、で、(おおよそ)泡立て2分、マッサージ3分(自分でやると腕を上げているのがけっこう疲れる)、

洗い流して、リンスつけてまた洗い流し、タオルで頭を包んで髪に押し当てるようにして水分をとった(これが一番面倒に感じる)ゴシゴシ、ガシガシ、こすらないように気をつけてやった。

予洗いは、以前Bライフ系ブログで男性が川の水だけで洗髪、ヘアドネーションに寄付したほど美しく保っていたのでこれ大事なんだなと思っていたし、

今は洗顔でも体を洗うのでも石鹸をそのままつけるのではなく泡立てて、こすらず、優しく洗う、その方が汚れが落ちるっていうのが常識になってるのと同じで


洗髪も泡立てて、地肌をやさしくマッサージする、刺激を与えない、という大場氏の説明にすごく納得がいった。

髪の毛のカラーリングって髪にキズをつけて色を染み込ませるらしい。

長年のカラーリング、今は白髪染めで私の髪の毛は相当傷んでいる。美容室での洗髪も良いシャンプーやトリートメントを使ってくれてはいても洗い方や乾かし方はガシガシだし、加齢もあり、髪質もあり、パサパサで膨らんで、広がってどうしようもなかったのだが、

帰省中、大場氏の洗髪方法を私なりにアレンジしてやった結果、髪の毛が柔らかく、しなやかで、広がりもそこそこ落ち着き、何より頭が軽くなった感じがした。

こすらずにやさしくマッサージするように洗うのは、手間は多少かかるけど、高価なシャンプーやトリートメントを買う必要はない。

調子に乗って連続して洗ったらパサついたので、2日か3日に一度くらいの洗髪が良いかもしれない。

この洗髪方法はおすすめだよ、だまされたと思って一度やってみて!

大場氏は白髪で(でも髪の毛はしっかりある)、やっぱり染めないほうが髪にも地肌にも良いんだろうなとはわかりつつ、でもそれはまだ止められないので、せめてこの洗髪方法だけは続けていきたいなと思ってる。

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