台風一過、昨夜は緊急避難警戒レベル5

2019/10/13

田舎のこと

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大人になっても「台風一家」だと思っていた(苦笑)

昨夜は大した雨風にもならず騒ぐほどのことはないじゃん、と思っていたが、夜中12時を過ぎた頃から風が強くなり、防災無線で何か放送していたが流れてまったく聞こえない。

そうしているうちに「緊急避難警戒レベル5」の音声を流しながら市役所の車が走って行った。

母がどうする?と騒ぎ始めた。状況を甘く考えてはいけないが、ウチは家の裏が山とかガケじゃないし、近くに川もなく、平地の田んぼに囲まれた立地にある。

強風が吹き荒れる夜中に老親を連れ、避難所まで1キロ以上移動するより家に留まった方がどう考えても安全としか思えなかったが、

緊急避難、しかも警戒レベル5となると躊躇する。真夜中で辺りは真っ暗だからなお一層。これは経験して初めてわかることで、避難するべきかどうかというのは実際その状況になるとすごく迷うね。
普段からもし避難するとしたらどういう経路で何を持って行くかとか家族で話し合っておいたほうがいいと思った。

あの時避難していれば、という後悔になるより、迷ったら避難して結果何も起こらなくて良かった、のほうがいいのだが、

高齢の両親をかかえていると避難所までの移動やら、たとえ一晩でも違った環境で過ごす体力や負担を考えるとやっぱり躊躇する。難しい。

避難勧告を出す市の方も迷うところだろうけど、1キロという距離もだけど、避難施設には駐車場もなく、大勢の人が避難出来るスペースもなく、毛布や布団もない。

とりあえず行政としては避難勧告のアナウンスはして、責任は果たしたとアピールしたかったのだろう。
幸い何も起こらなかったから良かったけど。

行政をあてにしてはいけいない、やっぱり最終的には自分の判断と備えだ。
市もアナウンスだけでなく避難訓練の実施や避難施設とするなら水や食品、毛布くらいの備えはすべきだと思う。


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