用事を済ませてからプールに向かったので微妙な時間に着いてしまった。このタイミングを逃すとお昼が遅くなってしまう。。。。。
ということで近くのコンビニでカップ麺を買い熱湯を注いで全力ダッシュ、2Fの談話室に向かった。
昔は一階に食堂として昼食を提供していた場所が営業を止め、カフェテリアとなって会員のちょっとした集まりや飲食をする場所となっていたのだが、
数年前同じく一階の事務局があった場所に薬局が入り、事務局はカフェテリアがあったところに移設、今は2Fの調理実習室みたいなところが談話室になっている。
私がここで食べる時はたいてい他の人はいないのだが、たまに何かのグループで集まることがあってこの日がそうだった。
感心するのは先客の見ず知らずの私にもおば様方は必ず挨拶をして入ってくることだ。そのグループとは別に、ひとりで入ってきたおば様がいた。
私やグループの人に遠慮してか入口に近い隅の方に座ろうとしたので、もう食べ終わったのでこちらへどうぞ、と席を譲ろうとしたら、
大丈夫です。今日は何かの集まりですか?と聞かれたので「私は下(地下)のジムへ来たんです」と答えたら、
「ああそうですか、終わったらジム局へ戻られるんですね?」「はぁ。。。」否定せず席を立ってきた。
ジム違い、私の声が小さかったのかな?
◇
ここに通ってくるおば様方(70、80歳代)は皆、年齢よりもずっと若く見える。が、小耳に挟む話からは、何かしら体の不調をかかえているのがわかる。
そりやそうだよねぇ、長く生きてるんだから。
その中でよく聞くのは「膝痛」だ。私も去年の暮に膝を痛め完全には治っていないが、歩くという基本動作が出来なくなるのは致命的だ。
両ひざを手術して生々しい傷跡が残る人を見たこともあるし、術後どうだったかという話を聞いたこともあるが、元のように戻る、、、というのはなかなか難しいようだ。
次ぎに聞くのは骨折や「圧迫骨折」。小さな水たまりをまたいでころんで骨折したとか、登山に慣れているにもかかわらず、ハイキングに行って些細なことで足首骨折したとか、1mくらい先の物を手を伸ばして取ろうとして圧迫骨折したとか。
骨がモロくなっているのか、若い頃なら何でもない動作が骨折になってしまうことがあるってことだ。
圧迫骨折すると身長がぐっと縮んで背中が丸くなり一気におばあちゃん感が出てしまって切ない。
「耳」の話もよく聞く。ある日突然耳が聞こえなくなったり、不調を感じたら一刻も早く医者に行きなさいよ、とおば様方から言われている。
ウチの母も耳が遠くなっているが、以前夏でもないのにセミが鳴いてるようなジージーした音が聞こえていた時期があって、忙しさにかまけて医者に行くタイミングを逃し、加齢かもしれないが、あの時すぐに病院に行っていればちょっとは違っていたのかなと言っている。
歳をとれば足腰も弱くなり耳も遠くなる。。。それは仕方がない、ただ出来るだけ気をつけて、そうならないように、遅らせることは可能だと思う。
おば様方の経験とアドバイスを小耳に挟んで(笑)
健康がいちばんの財産だよね、特に老後は。