それは偏見なしでは見られない

2020/07/13

言いたいこと 日常

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昨日銭湯へ行った時の話の続き、

風呂場には私を含め客は3人しかいなかったので、外付けの薬湯にも誰もいないだろうと気を抜いてちゃぽ~ん、と入ろうとしたら、右側の水風呂に先客がいた。

背を向けて浴槽に入ったけどなんとなく視線を感じた。

でも薬湯を出た後はそんなことはすぐに忘れ、熱湯風呂を出たり入ったり、空いてる風呂場で銭湯タイムを満喫していた。

で、私が熱湯風呂に入ったのと入れ違いに先に入っていた客が湯舟を出た時、その人の背中の鮮やかな絵柄が目に入った。
あ、さっきからの視線はこれだったのかとわかった。

背中一面にある入れ墨、映画やテレビでしか見たことのない初めて見た入れ墨。きれいだと思った、細い曲線と色合いが可愛いとさえ思った。

赤や黒、青のおどろおどろしい色合いではなく、ターコイズブルーのような青とパステルカラーのようなオレンジ色、和柄だけどこんがりと焼けた肌に合っていて、新しいとすら思った。

だけど、、、入れ墨に変わりはない。偏見無しにそれを見るのことは私にはやっぱり出来なかった。



以前久しぶりに友人と会った時、彼女の顔に違和感を感じ、何でだろう?と見ていると、眉毛の感じがどうもおかしいと気がついた。

-眉毛、何かした?
「アートメイクで落ちないようにしたの」

ああそういえば、そんなことしたいなと言っていたなと思い出した。でも本当にやるとは思わなかった。

-それ、大丈夫なの?ずっと消えないの?
「何年かしたら落ちるって」

-あ、そう。。。。

そもそもアートメイクって安全なのか疑問だった。

素顔でも眉毛がしっかり描いてあるのは手間も省け便利かもしれない。

けど、実際それを見ると遠目ならともかく、向かい合った状況では不自然で違和感があった。

素顔なのに眉はしっかり黒い、アイブローで描いたのでもなく、肌に馴染んだ妙な黒さ。。。

その時は、思ったことを友人にそのまま口に出来なかった。

でも何年かしてそれはやらなくなったみたいで良かったなと思った。

洋の東西では入れ墨の意味は違うのかもしれない。

だけど少なくともファッションとかかっこいいとか私には思えない。だって一度入れたら消せないんだよ。

背中全体に入れ墨を入れていたその人はまだ若い人だった。大きな入れ墨はその筋の人、その世界にかかわりのある人、と見られても仕方がないのに

他人の視線を気にして風呂場でにらんでいる、何で入れたのかなと思う。

今はごくごく普通の、小さな子供を抱っこしてるようなママでも入れ墨があったりしてぎょっとすることがある。

タトゥーと言うと軽く聞こえるけど入れ墨には変わりない。

よく考えたほうがいいよ。 

現実的なことを言うと、入れ墨があると生命保険も入れない、保険金も出ないことがあるらしいよ。

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