銀杏BOYZ 峯田和伸『恋と退屈』が楽しい

2020/07/17

気になる人 日常

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ここ2週間ばかり通勤電車の中やその待ち時間の間に広げて読んでいた本が面白くて、すごく幸せだった。

幸せだなんてちょっと大げさかな、何っていうかその人が隣にいて語りかけてくるような、そんな楽しい気持ちになる本だった。
『恋と退屈』

「峯田和伸」って知ってる?

Going Steady、今は銀杏BOYZのボーカルであり、映画やテレビで役者としても活躍、最近では国営放送の朝ドラにも出ていた、しかも山形県出身だなんて
全然知らなかったよ。

私はあまり音楽は聴かないし、テレビ好きのようで見る番組に偏りがあるしで、ドラマで主役の石原さとみさんの恋人役を演じていたほどの人なのにほんと知らなかった。。。

峯田さんを知るきっかけとなったのは3月に見た「家ついていってイイですか?」だった。

家、ついて行ってイイですか?しんみりとそして大笑いした後は号泣

番組でイノマーさんのことを知り、ネットで検索していると頻繁に一緒に映ってる人がいた。

男性のような、、、男性なんだろうけど女性っぽいような雰囲気が印象に残る、きっととても仲が良かったんだろうな、誰、これ?と興味がわいて調べたら峯田さんだった。

朝ドラを欠かさず見ている母に

-母ちゃん、「ひよっ子」に出ていた山形県出身の俳優って知ってる?
「みね子の叔父さん役だった人じゃないの?」

-あ、知ってるんだ、その人、山辺町出身の人で峯田って言う歌手なんだよ
「峯田は山辺で多い苗字だからね」

母は峯田さんが歌手であることは知らなかったものの、その顔はすぐに浮かんだようだった。

田舎では苗字でだいだいその地区、住んでる所の予想がつく。

銀杏BOYZのメンバーの一人、安孫子さんも、寒河江辺りかな?と思ったらやっぱりそうだった、西村山地方に多い苗字だ。

私の住んでる地区でも苗字を聞けば、だいだいあの辺りかなと予想がつくし、田舎は同じ苗字の家が固まってあるんだよね。
夏休みの自由研究とかで分布図を作ったら絶対面白いと思う。

母に峯田さんがどんな歌手であるかを説明するのは難しい。

峯田さんの父が「ライブでは道徳心のかけらもないような態度で歌っている」と言っていたけど

ある一定以上の年齢の人にはね、、、伝わりずらい、この本も(笑)

『恋と退屈』は峯田さんが2004年7月から2005年12月までのブログに書いていたものを本にしたものだ。

ライブやレコーディングの話、メンバーの話、友達の話、山形にいた頃の話、そんな日常のことを文字ではあるけど語りかけてくるように感じる。

文庫本にしては厚みのあるこの本。一度読み終えてしまったけどなぜか手放せず、毎朝バッグに入れて出勤する。

集中して読むのではなく、ほんのわずかな時間の合間に適当に開いたページを読む。それがほんと楽しい。

今いちばんハマってるのは銭湯とこの本『恋と退屈』(笑)

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