ロンドンスポーツに水着がほとんど置いてなかったので、吉池に移動、GUやユニクロ、ユザワヤを見て回った。
小一時間ばかりプラプラした後、お茶をすることにした。
ちょうどそんな時間なのでどこもいっぱい。
すぐ目の前のベッカーズは何とか入れそうだよ、と言っても返事がない。
ベローチェ好きじゃないよね?というと「そんなことないわよ」と言いつつも足を向けようとしない。
こだわりは無いと言いつつも、こだわるんだよね。。。
もう気に入るところが目に入るまでまかせるしかないと、先輩の後ろを御徒町駅南口へ歩いて行くと「カフェドクリエ」があった。
「ここでいいわ」と言ってくれてホッとした。
コーヒーとパウンドケーキオレンジ、
まあ普通かな、バカ舌なのでコーヒーの味にこだわりはない。
ただ熱々が好き、冷たいカップだとガッカリだ。
昔先輩の実家が火事にあった話をしてお腹がよじれるほど笑わせてもらった。
なんでそういう話今までしてくれなかったのかな?と思った。
帰りがけに先輩がさっきのランチの支払いが、私が多く払いすぎてるから自分の分を払いたいと言い出した。
ランチ代を払う時に、私が全額いったん立て替え払いしようとしたら、手持ちの現金が少なくて、先輩から千円出してもらった、
ランチは1400円くらいだったかな、1500円はいってない。合計2,800円弱だった。
だからお茶は先輩がゴチしてね、で了解していたはずなのに、だ。
コーヒーとパウンドケーキで500円弱くらいだと思うから、むしろ私の方が支払いが少ないくらいなんだよ、と説明した。
これまで何度となく食事やお茶をして、こういう支払いをしてきた。どちらかと言えば先輩の方が多めに払うことの方が多かったと思う。
自分の方が年上だから、という気持ちが強いからだろうけど、この日は妙にこだわっていた。
それが土曜日の出来事で、翌日曜日の夜、先輩から電話がかかってきた(普段メールや電話のやりとりなどめったにない)
何事かと出てみたら、また支払いの話だった。私が多く払いすぎてるから自分の分は払いたい。。。。と、
いや、そんなことはないから、また今度お茶した時にでも精算しよう、で終えた。
そしたら、また翌日月曜日の夜、先輩から電話がかかってきた。自分の支払いが足りない、お金のことはきちんとしたいから、もう五百円払いたいと。
しかもその日、私に払うつもりでいたのに、何で先に帰ってしまったの?と言われてしまった。
その日の夕方私はプールへ行ったけど、先輩と入れ違いだったみたいだ。でも会う約束をしていたわけじゃない。
5万円とかならともかく、5百円だよ。「払いたい」のこだわり方が恐ろしく感じて、じゃあ今度プールで会った時に忘れずにね、で納得してもらった。
今後はキッチリ別々に会計で払うとして、五百円どうしよう。
順を追ってきちんと説明して、むしろ私の方が支払い少ないかもよ、と理解してもらうか、さくっと五百円もらって満足してもらったほうがいいのかな。
レシート捨てずに取っておけば良かった。こんなことになるとは思いもせずで捨てちゃったから。
先輩は以前から、ボケたらどうしようとすごく心配している。
誰だって歳をとれば、物忘れもするし、ぱっと言葉が出なくもなってくる。
もし帰り道がわからなくなった、となればそればヤバイだろうけど、置忘れとかその程度は違うと思うんだよね。
でも周囲はそうは見なくて、年寄り扱いされるのが嫌だったのかな、ちゃんとしなきゃ!みたいな意識が強すぎて、五百円のこだわりになってしまったのかな。
次に会うのがものすごく憂鬱だ。