これからは、いわゆる事故物件の告知義務はなくなるらしい。
病死や自然死、階段からの転落など日常生活に伴う事故死も「事故物件」とはせず、次の借り手に告知する必要はない・・・・
なぜそういう指針案が出されたかというと
・事故物件になると賃料や販売価格が下がる
・高齢の単身者に家を貸すのを嫌がる
事例が相次いでいるためだそうだ。
賃料や販売価格については同意するけど、高齢の単身者云々については、事故物件の告知義務有無とは関係ない。
単身の高齢者が借りやすくするためには、公的な物件を増やすか、孤独死にならないようなネットワークを作るしかないと思う。
やっぱり普通に考えて高齢者の方が亡くなる可能性が高いわけで、私が大家でも単身の高齢者よりは若い人に貸したいよ。
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私もおひとり様でなので、この先借りられるかどうかの不安は大きい。
私より年上の友人が、今後借りにくくなる前にずっと住める所に引っ越すしかないと悟ったみたいで、それなら都営とかURとか良さそうなところに空きが出ないかこまめにチェックしたほうがいいよ、とアドバイスしておいた。
が、数日後「都営とかURは孤独死とか事件とかで死んだ人が多いからやめるわ・・・」と。
そういうのは都営やURに限ったことじゃなく、大きな建物にまとまった人数が住んでいれば起こる確率も高くなるし、印象に残りやすいからだと思うんだけど。
確かに、民間の住宅でも新聞に載るような事件があった部屋には住みたくはないし、借りる前にネットで調べて、その次に誰かが住んで事故物件の告知義務はなくなったとしても避けたいと思うよ、私も。
そんなことを言った友人であるが、いずれは引っ越さなきゃと考えていたらしく、仕事がらみの知人から、いつ、どのタイミングで引っ越せばいいか占い?というか透視のようなそういう人を紹介された。
その占い師?が言うには、友人が今住んでる所はその前の住人かその前かわからないけど、部分的に体が不自由で、あまり幸せではなかった人(亡くなったかどうかはわからないが)が住んでいてその影響を受けている、と。
で、友人の体のその部分を指摘して、痛くない?と聞かれ、実は以前からそこが痛くて冷えのせいだと思って温めようとしても全然温かくならなかったんだって。(友人は冷え性で夏でも部屋におじゃますると、弱冷房ですごく暑い)
そして、ちょっと待っていてねと言ってしばし沈黙があって(何か念じていたのか?)、その痛いところがポカポカしてきたんだって。
私がその話を聞いたのは、友人が占い師?に会った約半年後で、今もポカポカするの?と聞いたら、ポカポカするんだって。
信じるか信じないかはあなた次第(笑)
その占い師?のことを信じるとすれば、友人は事故物件とは言わないまでも、事情がありそうな所に住んでいたわけで、都営だからURだからとか関係ないし、言われるまで気にもしなかっただろうし、言われた後も住んでいる。その程度のことだ。
ちょっと前に有吉がこの世に未練を残さずに亡くなってる人なんていない。人が住んでるところで死んでない人が無い場所なんていないと言ってたけど、そうだよね。
東京だって空襲で街が焼かれ多くの人が亡くなって、その上に建物や道路がびっちり建ってるんだもん。祟りとか怨念とか呪われてるとか言うなら全てがそうなる。
ただ友人に占い師?を紹介した知人という人は不動産関係のことも扱ってるらしく、土地なり物件を取引きする時に見てもらっているようなことを言っていたらしいので、
そういう心理的瑕疵は立場に関係なく持ってるわけで、今後告知義務不要となったとしても、知ってしまったら気になるから避けたいと思う人が大半だと思う。
年齢関係なく何かあった時にすぐに発見されないのは単身者の場合だから、
たとえば、事件性のない病死や自然死、事故死の発見が〇日以内だったら告知義務はないとか数字で区切るのではなく、発見が遅れないようにセンサーをつけるとか何かそういうシステム、ネットワークを作る方が先じゃない?
私は単身高齢者でも賃貸が借りやすくなるように、公的な物件を増やしてくれることと、区とか市が保証会社的な役割をしてくれることを望むよ。それでマイナンバーカードが必須になるなら喜んで切り替える。