2月頃の話、
御徒町駅近くに美味しいベトナム料理の店がある、、、、とずいぶん前から聞いていた。
そこにランチに行ってきた。
行く前に地図を見てもわからなくて、見る気力も失せ、おっかしいな~と。
この辺りならすぐにわかるはずなのに!と、もうカンを頼りに番地で巡っていくことにした。
きちんと番地が表示してあるビルはそんなにない。でもここら辺だから絶対あるはず!
そしたら何とよく知ってるビーズの店のすぐそばだった。
初めて店に入るのは最初はやっぱりドキドキする。
路面店なら様子もうかがえるけど、3Fというのは行ってドアを開けてみないとわからない。
男性2人組と一緒にエレベーターに乗った(もしかして同じ店に行くの?)
古くて薄暗いビルだった。
お互い「先にどうぞ」と譲り合うものの、結局私が先にドアを開けることになった。
店内はさほど広くなく、照明もほんのわずかで薄暗かった、
午後2時過ぎで客は私を入れて4組ほど、隅の2人掛けのテーブルに座ってメニューを見る。
決め手がないままとりあえず注文、直後メニューの裏面を見たら、食べてみたいのがあったよ~、
こういうご飯物が食べたかった。。。。
いつものことながら、最初に行った店でメニューを決めるのはほんと下手だ。
気を取り直して周囲を見回す。
東南アジア的な匂いはほとんど感じないけど、暖房設定が高いのか暑い。
壁に沿ってカップやら民芸品が置いてある。小ぶりで色が可愛い!
注文したメニューが運ばれてきた。
メインのご飯や麺に生春巻きがつくのがランチメニューみたいだ。
まず麺をひと口すすってみた。
う~ん、
麺、つゆ?具?どこを味わっていいのかわからない。
バラバラでどれひとつ、美味しく感じられない。
こういうの初めてかも。
次に春巻きを食べてみた。
皮が、固い。。。。
噛みちぎろうと歯と箸で反対方向に引っ張る、が全然歯がたたない。
これ以上力を入れたら具が飛び出すか、箸が飛びそうで、面白悲惨な結果で注目を浴びそうな予感。
緊張しつつやっとのことで噛みちぎった。
あ、手で食べればよかったのかな。
もう味も何もわからない。
次にデザート、
う~ん、これも何と表現して良いのか、
プリン色のおかゆ?
でもプリン味じゃないし、良く言えばやさしい味ということになるのかな。
何を食べたのか味わいの無いままに終わった。。。
美味しくない、のではなく私の口に合わなかったのだ。
タイやインドネシア料理なら食べられるのに何でだろう?
それらは日本人の味覚に合わせたもので、これは本場ベトナムの味だった、だからだろうか?
ランチメニューは¥980円でこれにセルフのコーヒーがつく。
が、ランチのピークも過ぎ、ポットに残ったコーヒーは温められすぎて飲めたものではなかった。
値段的にはお得なんだろうけど、どれひとつ口に合わず残念だった。
でも好きな人にとっては有名なお店らしい。
JR御徒町駅の南口改札を出て右へ曲がり、角をまた右へ(秋葉原駅方向に進む)、
道路の左側を歩いて進んで行き、最初の十字路まで来たら、前方左上を眺めると
3Fに「オールドサイゴン」の看板があるのがそれ、
貴宝用品「タカトウ」の右隣のビル