突然田舎の友人が電話をかけてきたのはコロナワクチンのことだけでなく、私に謝りたかったらしい。
去年年末も、今年1月に父が入院してからも帰省できなかった。近所の目が厳しくて。
東京の人は全て感染原因と見なしているらしく、母からも帰って来ないでと懇願された。
4月下旬に父が亡くなった時も、その状況は変わらずで帰省できず、ひと目会うことも叶わなかった。
田舎の友人も腹立たしいだろうけどガマンするしかないと電話をくれたのだが、
後で、その時のひと言をひどく後悔してずっと謝りたかったのだと言う。
私は何とも思っていなかったし、逆の立場でも同じことを言う以外なかったよ、と言ったのだが
両親と同居して長く生活した友人と、親と離れて暮らす私とでは親を想う気持ちが違うことに気づけなかった、悪かったと謝られた。
それを酒の力を借りないと言えなかったらしい(笑)
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7月26日から「ワクチンパスポート」(ワクチン接種歴を公的に証明する)を海外渡航者用に市区町村で(当面の間無料で)発行するらしい。
私は田舎で通用する「ワクチンパスポート」が欲しいよ。
紙の証明書じゃなく、赤い羽根みたいな、見れば一目瞭然みたいなのが!
そしたら私はその羽をつけて新幹線に乗る。
山形県知事もアナウンスして欲しい、
「東京の人みんながコロナ感染してるわけじゃありません、この羽をつけている人はワクチン接種済だから大丈夫です、村八分みたいなことしちゃいけません」と、
回覧板も回して欲しい!
有無を言わせない水戸黄門の印籠のような証明が欲しい |
アホらしいけど、私の田舎はどんなに自然が豊かとか、食べ物が美味しいとか何をどうアピールしようと、世間が狭く、干渉が多く自由がなくて息がつまりそうなのが実情だから。