数日前にコロナは空気感染しないと書いたけど、これは間違いだった。
空気吸ったら死んじゃうわけじゃないけど、コロナは空気中にも存在する。
飛沫感染=咳とかくしゃみとかで飛んだ飛沫(唾)、病原菌が含まれた飛沫を吸い込んで感染する。
空気感染=その病原菌が含まれた小さな飛沫(飛沫核)が乾燥して空気中を漂って、それを吸うことで感染する。
だから密にならないよう集まらないこと、人との距離をとること、換気をして空気の流れを良くすることで感染を避けてるわけだけど、
その空気中を漂ってる飛沫核を吸い込まないようにするには、本当はガスマスクでもつけないと難しいんだろうと思う。
身に覚えがないのにコロナに感染した人というのは気をつけていてもタイミング悪く、その空気を吸ってしまったのかもしれない。
寒くなると乾燥しやすいから、今よりは秋、冬の方が感染リスクは高くなる。
だから感染者が増えるたびに、緊急事態宣言で外出は控え、リモートワークで、大勢が集まるイベントや競技は禁止という対処法しかない。
コロナの治療法や治療薬がない限り、こういう守りの姿勢でウィルスが弱体化するまでいったい何年かかるんだろう?
唯一の希望のワクチンも効果があるんだか無いんだかわからなくなってきた。
一年足らずで大急ぎで作ったワクチンだから仕方がないとは思うんだけど、接種しても感染した人、2度感染した人たちはどうなったんだろう?
そういう新しい情報を知りたいのに何も耳に入ってこない(私だけか?)
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あの東北の震災の後、しばらくぶりに友人と会った時のこと。
あの日信じられない光景をTVで見て、今まで経験したことのない大きな地震への恐怖、実家と連絡がとれない不安と電車もバスも動かず、日付が変わる頃どうにかしてやっと帰宅した。
翌日以降も毎日のように地震があって、電力不足のため、電車の本数も間引かれ、建物の中の照明や街灯も必要最小限となって、こういう生活がいつまで続くのかと暗い気分で過ごしていた。
友人は医療機関に勤務していた。
あの日地震直後職員が集められ、すぐに帰宅するように(帰宅出来ない人は泊まり)、そして数日間は外へ出ないよう言い渡された。
友人は窓も閉め切り、換気扇すらも閉じで外へ一歩も出ることなく数日間家にこもったと話した。
「怖かった」と聞いて私は初めて状況を理解した。
福島の原発が津波の直撃を受けた瞬間、何が起こったのか、起ころうとしているのか放射能の影響を知っていた友人たちにはすぐにわかったのだ。
だから「怖かった」のだ。
政府も放射能の放出の恐れはわかっていたはずだ。でも地震や津波による被害、避難の報道ばかりですぐには私たちには知らされなかった。
私は東京までは影響は受けないだろう、大丈夫だろうと思い込んでいたから、友人の「怖かった」がどれほどの意味だったのか聞くまでは気がつかなかった。
まさかワクチンもそんなことはない、、、よね?
何も打つ手がない中、やっぱりワクチンに頼るしかないのが現状。でも聞くところによると医療関係者の中でも接種しない人たちもいるらしい。
医療に携わっているからこそコロナの恐ろしさを知ってるはずなのに接種しないのはそれなりに理由があるんだと思う。
コロナ発生から一年以上も経つのに、同じことを繰り返し言うばかりの政府、不信感しかない。
隠し事してないよね?と言いたくなる。