毎週土曜日、続いていたリハビリが(予約がとれず)ぽっかりと空いた。
なので久しぶりにプールへ行ってみようと準備をしたのだが、結局止めた。
迷いに迷ったけど、プールでは泳げても、そこまで行く(往復)自信がなかったからだ。
プールでは、水の中では自在に泳げる自分の姿が想像できる。
足は少しずつ良くはなっている。
でも杖はまだ手放せない。
室内や職場では杖無しでそこそこ歩けるようになったじゃん、とは思う。
だけどこれが外を歩くとなるとまったく違う。
先週末金曜日小さなリュックを背負ってスーパーに2回(午後と夜に)買い物に行った。
足が普通だったらどうってことない量と距離なのに、重いし、足が痛くて辛かった。
外を歩いたとたん、現実を知るというか普通の足に戻るまではまだまだ遠いとわかる。
平な室内や職場と違って、外の歩道は凹凸や歪みだらけでそこで足をとられ疲れ、痛くなる。
普通の人なら気にもならない、そいう小さなことが今のこの足にはすごく堪える。
御茶ノ水の駅から、職場からプールまでのあの距離を歩けるのか、、、、と何度も考えた時に自信がなかった。
プールで泳ぎたい、でも歩いて足が痛くなるのは辛い、という気持ちを比較した時に
でも泳ぎに行くぞ!という気力は沸いてこなかった。
プールへは4月下旬からずっと行っていない。
いずれ行けるはずと思って会費は払ったままだったが、予想に反して足は良くならなかった。
このままでは会費がかかるばかりだし、足がいつ良くなるのかも見通しが立たずで
最初は休会するつもりだったんだけど、それだと毎月の会費が半額かかるということで
すっぱりと退会することにした。
長く通ったプール、ここに泳ぎにさえ来ていれば健康でいられる、ずっと通いたいと思っていたのに、
止めざるをえない、という気持ちになった。
この足では無理だというのがわかったからだ。
たった2回の買い物くらいでも足が重くて朝起きる気になれず、日曜日も午後までゴロゴロしていた。
プールまでの往復が出来るようになるためには、今リハビリをやっている理学療法士さんの動作指示が全部出来るようにならないと日常には戻れないと思う。
それがあと何ヶ月かかるのかわからないけど、
プールを退会するのはすごく悲しい、
長く通った愛着のある場所なのに、、、でもそれ以前にこの足をなんとか元に戻さないとどうにもならない。