まだまだ足が痛いふ~みんです。
先週土曜日はコロナワクチン接種をしにあのクリニックへ行った。
整形外科がメインだけど内科もやっていて土曜日はその日だった。
医師は親類縁者が医者一族なのはわかっていたが、内科の医師は甥なのかと思っていたら、医師の弟だと知った。
自分でちゃちゃっと処方した薬を渡し、会計までやってしまうフットワークの良い医師と違い、この弟医師はバカ丁寧すぎて患者一人に最低でも20分間くらい診察時間を割くので、待たされるこちらとしては非常に辛い。
私の前に呼ばれた60代くらいの女性、ワクチン接種かと思いきや診察だった。
診察といえば、たいていは3分間診療でこちらの話したいこともさえぎられ、不満や不安が残るのに、それが無いから患者は思うがままに話す。
一方的に起床してから何を食べ、誰と散歩をし太極拳をやって体調が良くなったとか話しても医師は止めない。。。。そんな話が薄いドア一枚隔てた診察室からまる聞こえだ。
インスリンとか注射針一ヶ月分とか聞こえてくると、ああこの女性は糖尿病なのか、しかも注射を打つほど重いのかとわかってしまう。
でも医師は患者のおしゃべりをさえぎることはないので、たぶん患者はすごく満足だと思う。
もしこの弟が整形外科医であれば、この前十字靭帯についてあれやこれや思う存分に聞けるのに残念だ。
私の母は陸の孤島の大病院でいつもの検査(血圧とか血液検査とかいろいろ)を受けた後、診察の順番を待ち、やっと回ってきてドアを開けたとたん医師に「もう帰っていいです」と言われたことがある。
1分間診療どころか椅子に座る間もなく、診察室に一歩も入らず、ひと言も発することなく「秒」で終わった診療。
タクシーや電車、バスを乗り換えはるばる診察に来たのに医師とひと言も交わさず、帰路となった。
事前の検査で特に問題はないからってことなんだろうけど、そりゃないよね。とりあえず診察室に入れて検査結果は何も問題がない事を伝え、せめて体調を尋ねて欲しかったな。
陸の孤島の大病院のアナウンスでは患者「様」と呼び掛けられるけど、全然「様」扱いなんかされてない。医師と患者が対等に向き合うってなかなか出来ないよね。嫌ならこっちが病院を変えるしかない、それが現状。
そういうのと比較するとこの弟医師のことは理想と言えばそうだけど、、、、時間の長短だけで単純には言えないかな。