日曜日早朝のイオン系スーパーでの買い物
相変わらず足は痛くて、それでも歩くべきなのか休ませるべきなのかわからない。
でも歩かずじっと部屋に引きこもっていても痛みは変わらないので買い物に出かけた。
ライフのような品揃えにはほど遠いこのスーパー、でも手頃な値段のプライベートブランドがあるので気に入っている。
小さなリュックに入りきらず、袋入りのラーメンはエコバッグに入れて帰って来た。
卵や豆乳を入れたリュックは結構重く、ヨロヨロと15分かけて帰宅した(普通の足では5分もかからない)
◇骨格矯正の整体に行ってみた
足の痛みをなんとかしたくてあちこち行ったり、やったりしたけど全て空回り。。。
それでも何かをせずにはいられない焦りから、「骨格矯正」の整体に行ってみようと思った。
なぜ「骨格矯正」か?
それはまったくの「カン」から。
個人の小さな所で、予約の電話を入れた際、リハビリが上手くいってない事、3つも疾患があることを告げたけど
「一回ではとれないかもしれないけど大丈夫良くなります」と奥様から言われた。
そんなこと言われたら期待が高まるよね。
そして昨日の夕方その整体に行ってきた。
住宅街にあるので迷わないよう慎重に歩いた、というかとにかくノロノロとしか歩けない。
角を曲がり前方に整体の看板が見え、建物から女性が出てきた。
歩く私を見るなり「ふ~みんさんですか?」と声をかけられたので、そうです、と答えたら、
「ずいぶんと酷いんですね」と絶句、しばし立ち尽くしていた。
あ、今回も空回りだなと思った。
◇痛くない歩き方を見つけて歩け
私はどういう施術にせよ今の痛みが少しでもとれれば、改善のきっかけになればそれで良かった。
「骨格矯正」だから体の歪みをとることで改善の可能性があるんだと思ってた。
実際そうなんだろうけども、私の体の現状はひどくねじれ前衛舞踊の意味不明なポーズのようになってるらしい。
真っ直ぐに立つ姿勢が普通だとしたら、私の体は、ねじれ、くねらせとんでもないポーズになっていた。
それが今のあなたの体!とそのポーズをとらされた。
だから痛みを無くし、普通の姿勢に矯正してくれるのかと期待していたら「体の向きを左にねじり、右肩を下げ、膝はちょっと曲げて歩いてみて」(暗黒舞踏のようなポーズ)
「痛くないだろう!?」みたなことを何度もやらされ、
要は(語弊のある表現になってしまうかもしれないけど)例えば足が悪い人の歩行姿が傍から見れば、その歩き方は辛いんじゃないの?と見えるようでもその人にとっては楽な歩行かもしれない、私にも(痛みが軽減する)楽な歩き方を見つけないさい、と言った。
冗談とも本気ともつかないような、そんなことを言う。
そして、まだ痛みがこんなに残ってる、とれない、と思うんじゃなくて、今日はこれだけ良くなった、うれしい!みたいなそういう気持ちを持ちなさいとも言われた。
まあ意味はわかるよ、精神的に否定的にならず前向きにというのは。
だけど施術を受けていて、想像したのと違ったな、何も期待できないなと思った。
◇「痛くしない」と言いつつ、効かないとなると結局みんな力が入り痛くなる
施術中、整形外科でどんなリハビリを受けているのか聞かれたので、基本は筋トレでそのポーズをさせられると痛いと言ったら、
痛いのは体が発してる赤信号だから痛いことはやっちゃいけない、と言ってた。
でも、施術の最初の方こそソフトにやってくれていたけど、私の痛み(歩き方)に改善が見られないという焦りが出たのか、次第に力が入りうつ伏せで何度も左足を引っ張られた時は痛かった、、、、言ってることとやってることが違う!
新宿の整体も後輩が勧めてくれた整体も「そんな痛いことは自分たちはしない」と言いつつ、改善がないと見るや力の入った施術を繰り返し、痛くなる、、、のは手法は違っても同じだなと思った。
施術が終わり、会計となった時、予想していたより私の症状が重く、手に余るかもと思ったのか、次いつ来ますか?と聞かれなかった。
◇「骨格矯正」でひとつだけ効果があったかもしれないと感じたのは
今度こそひょっとしたら足の痛みが取れるかもしれないと期待したのに、まったく変わらず絶望的な気持ちで帰路についた。
住宅街をまたヨタヨタと歩き、駅につき電車に乗る。時間は午後7時頃で車内はまだ混雑していた。
期待が大きかっただけにもうどうしていいかわからない。
足は相変わらず痛いまま玄関ドアを開け、手洗いしようとマスクをはずし、ため息をつきながら洗面台の鏡に映った顔を見たらなんとなくスッキリ、ほっそり、目はパッチリしてるように見えた。
その整体は骨盤矯正や小顔矯正もやってるところで、施術の最後に顔を思いきり指圧され激痛だったんだけど、これ効いたのかも。
でも期待していた事と違うから全然うれしくない。
「あなたの状態はとても厳しい、痛みがとれるかどうかわからない」とハッキリ言ってほしかったし、良く言えばユニークな、悪く言えば偏屈な治療家だった。
暗黒舞踏のようなポーズで外歩けるわけないじゃん。
おかしなポーズだけど痛みが軽減されるなら家の中にいる時だけでもこれで過ごしてと普通に言ってくれれば理解できることなのに。
この人はどういう意味で言ってるんだろう?と、こっちは体も心も弱ってすがる思いで行っているのに、気も使いお金も使って施術を受けなきゃいけないのは嫌だな。
最初に予約の電話を入れた時、奥様がとてもフレンドリーにあれこれ話しかけてくれ「主人は悪気はないんですけども。。。」と言っていたのを思い出した。