かなり前の話だけど百円ショップ内でプラプラしてた時、初めてなのかおば様が壁に並ぶ商品を見ながらキャッキャとはしゃいでいて、
その後ろには背の高い(190cm以上はある)白人男性がピッタリと立っていた。
なぜか目が離せず見ていたら、その男性が身をかがめおば様の手提げに片手を伸ばした。もう片方の手にはA4のクリアファイルを持ちそれで手元を隠しながら。
スリだ!と思った。
現場はレジのすぐ近く、私は目の前で起こっていることが信じられないまま、でも何とかしなきゃと思い、周囲を見回すとこんな時に限って店員さんもいないし、他に客もいない、、、さして広くもない店内、私からおば様までは3mほどの距離。
知り合いのふりをして「何かいいもの見つかった?」と声をかけようかとも思ったが、とっさのことで動けない。
男性はその動作を2、3度繰り返してあきらめたようだった。
おば様は小柄で、しかも手提げを腕ではなく手に持っていたのでほぼ床スレスレ、高身長の男性はそうとう身をかがめないと届かなかったことが幸いした。
たぶん時間にして30秒もなかったかも。
もしかしたら私が入店する前から男性はおば様に狙いをつけ後をついて回っていたのかもしれない、おば様もその気配を察して一人にもかかわらずキャッキャと(こんなのもあるの~、みたいな)声を出して振り切ろうとしていたのかも。。。
スリって本当にいるんだなと、
驚いたよ、、、
もしこれがアジア人とか日本人とかだったら表情が読めるから怖かったかも、、、より現実的というか。
脳裏にこびりついてトラウマになっていたかもしれない。