大雨がピークだった先週金曜日の夕方、翌日の山形新幹線が区間運休が決定となった。私は最寄り駅から乗車出来ないと分かり(直後は在来線が動いてることを知らなかった)バスで山形駅まで出て、そこから新幹線に乗るしかないと思った。
最寄り駅まで出れさえすればなんとかなる、そう思った。
確かそこから1時間に1本山形駅までのバスが走っていたはず、、、なのだが調べてみると無くなっていた(驚)
他の経路がないか調べると天童駅までは出られそうなのでそこから乗り換えで山形駅へ移動すれば、、、と考えるも土日は運休とわかってガッカリ、というかどうすればいいんだろうと途方にくれた。
最寄り駅まではタクシーで行けてもそこから山形駅までなんてなったら3、4万円(わからないけど、田舎の料金は高い)かかるんじゃないだろうか?
実家から町までの公共交通機関はなくなり、しかも電車が不通になったら山形駅までの公共交通機関での移動手段もなくなってしまった。。。
こうやってさびれていくんだね。。。。末端の毛細血管からジワジワとダメになっていくようなものだ。
車の運転が出来なければ何も出来ない田舎、子供と同居しない限り高齢になれば一人では身動き出来なくなってしまう(同居する家も少なくなってきているし)
少子化で学校も合併につぐ合併。ウチのところでは3校合併した中学校も全校生徒数は100人足らずらしい。
いずれ町の体を保てなくなって、他の市町村と合併、でもそれも限界があるだろうからいずれ無くなっていくな、、、なんてふと思った。
こういうことが起こると、運転の出来ない私は田舎では無力だ、一人では何もできない。無力感というかみじめに感じる。
まあ、幸いにも在来線が動いていたのでそれで山形駅まで移動、新幹線で東京まで戻ってこれたんだけども。
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東京に向かう山形駅始発の新幹線は午後の出発にもかかわらず、空いていたよ。私の乗った車両には20人もいなかったと思う。
バタバタしてお昼を食べずにきたのでおにぎりとポテコを食べた。
痛い足でよく移動したな私、これで東京に戻れるという安堵感でいっぱいだった。
やっぱり空いていると静かでゆったり出来ていいね。