肌はふっくらスベスベ、銭湯は極楽、極楽

2020/06/04

日常

t f B! P L

自粛期間中に数年ぶりに行ってみた銭湯、

銭湯の近くに住みたい

これが心地よくて週に1回は通っている。

昨日は銭湯の入り口でサンダルを脱ごうとしたら、自転車で通りかかった青年から「今日は何時までやってますか?」と聞かれるという、常連扱いされてしまった(笑)

プールでも泳いだ後は小さなお風呂に浸かっていたけど、それと銭湯とでは全然違う。

まず体の温まり方が全然違う。

湯舟のお湯が激熱で(私が行ってる銭湯は)30秒入ってるのが限界、出ては入りを繰り返すこと3、4回、

その合間にシャンプーしたりトリートメントしたり、垢すりしたり、足の裏を軽石でゴシゴシしたり、お湯をバシャバシャ豪快に使いながら、40分くらいかな、

それが精いっぱい。

でもベテランのおば様方は私が入る前から居て、出るときもまだ居るというツワモノぞろい。

銭湯の常連か否かは、おば様方の所作を見ていればわかる。

まず風呂場に入ってきて桶と椅子を持って定位置に着くや、石鹸でタイルや棚を洗い、桶と椅子も洗ってから着席する。

体を洗うにしてもシャンプーにしてもとにかく念入りに隅々まで時間をかけ、水行のように豪快にお湯を頭や体にザブン、ザブンとかける。

他人の目など気にもせず、足の毛を剃ったり、歯磨をしたり作業に没頭、上京当時に通ってた銭湯のおば様方はこんな感じだったなと思い出した。

違うのは混雑してないことだ。

これまで4、5回行ったけど、女湯の客は多くて6、7人くらいで(時間帯によるかもしれないが)とても空いている。

私が今銭湯通いが気に入ってるのはそれが大きいのかもしれない。

通勤の満員電車と同じように、湯舟も洗い場もギューギューだったら行きたいとは思わないだろうな。

最初に銭湯に行った直後、鏡で見た自分の顔が色白になってるように見えた。手も指もふっくらスベスベしていい感じで、すごく不思議だった。

多分、大きな湯舟に浸かって血行が良くなったからじゃないかと思っている。

(肌が弱いので)顔も体も手に石鹸をつけて撫でる程度の洗い方で、化粧水もクリームもつけなくても不思議とカサつかない。。。。

風呂場を出て脱衣所に戻り、体は茹たこのような暑さなのに着替えて帰らなきゃいけないのがやや辛いけど、

真っ赤な顔で汗をダラダラたらしながらも体は軽くてスッキリで、

銭湯は極楽だね。

「極楽」という言葉を知ってはいても、
まさか自分の口から出るとは思わなかったな(笑)、たぶん年齢的なものもあるね。

極楽=仏語。 幸福のあるところとも言われ、この上なく安楽な世界

子供の頃、ばあちゃん達がよく口にしていた。心地良い、幸せな気分の時に「あ~、極楽、極楽」って。

「極楽」なんて今の若い人達は知らないだろうし、えっ何?だろうけど、じゃあ代わりに表現するとしたら、超サイコー、とか気持ちいいい、とかそんなところだろうか。

でもそれじゃあ伝わらない。

極楽って、きわめてたのしい、んだよ。

楽しいだけじゃなく、ラク、たのしくて、ラクってことは幸福だよね。しかも、これ以上は無いっていう最高が極みだよ。

それをたった二文字で表現できる漢字って素晴らしいね(笑)

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